Research Organization for Nano & Life Innovation早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構

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修士2年の坂本暁祐さんがMate2019優秀発表賞を受賞しました

コンセプト図

第25回「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術」シンポジウム(Mate2019)におきまして、本研究機構で研究を進めるナノ理工学専攻 修士2年の坂本 暁祐さん(指導教員:ナノ・ライフ創新研究機構 水野潤 教授、理工学術院 庄子習一 教授)が、「Mate2019優秀発表賞」を受賞しました。

【研究題目】
メッシュパターンを有するフレキシブル酸化インジウムスズ電極の開発

【研究概要】
酸化インジウムスズ(ITO)は今まで電極として広く用いられてきましたが、割れやすいことで知られておりフレキシブルデバイスへの応用へ向けフレキシブルなITO電極が必要とされていました。本研究では簡易な手法でシンプルなメッシュパターンをITO上に作製することによりフレキシブルなITO電極を提案しました。シミュレーションによって応力の低減を確認し、パターンによるクラック伝搬の抑制も確認されました。その結果、屈曲耐性の高いITO電極の作製に成功しました。また電極の屈曲後においても安定した有機ELの駆動を実現しました。本成果は今後のフレキシブルエレクトロニクスデバイスに大きな影響を与えるものと期待されます。

左より坂本さん、高橋さん、水野先生、上林さん(同研究室)

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