イタリア研究所【第Ⅱ期】【活動終了】
Institute of Italian Studies, Waseda University
【終了】2008~2013年度
研究テーマ
人文社会・自然科学を総合する学際領域研究としてのイタリア学の構築
研究概要
本研究所は、日本・イタリア両国間での学術研究および国際交流を促進することを目的としている。とくに学術研究においては、人文・社会・自然科学を含む各領域での個別研究及び多分野にまたがる学際的領域研究を推進し、そこでの研究知見を広く社会に発信・公開すること、また、両国の学術機関及び研究者の連携体制を強化し、研究活動の促進に要請される便宜を提供するとともに、各種の事業を通じて両国間の異分野・多領域間での交流を活性化することを企図している。以上の目的に基づき、本研究所では下記の諸事業を行う。
(1)日・伊両国間での産・官・学の連携と共同・受託・寄付研究の企画・推進。
(2)学術機関・研究者ネットワークの構築と人的交流。
(3)国際シンポジウム・研究会議、講演会等の開催および後援。
(4)研究(調査)レポート、出版物等の刊行。
(5)文化交流・友好関連事業の促進。
(6)留学に関する助言及び諮問。
研究報告
*2009年6月1日から日欧研究機構へ移籍
※イタリア研究所
2002年10月01日〜2007年09月30日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=J1&kbn=0&KikoId=01
2008年度
研究報告イタリア研究所では2008年度においても、研究所主催・協力によるシンポジウムならびに各研究員および客員研究員による精力的な学術・教育活動が行なわれた。
2008年早稲田大学より名誉博士号を授与されたデ・マウロ氏(ローマ大学〈ラ・サピエンツァ〉名誉教授)による講演会《ソシュールの言語観について》を皮切りに、在京都イタリア国立東方学研究所に協力するかたちで、国際シンポジウム《MANABU》(会場:早稲田大学、後援:イタリア大使館・イタリア文化会館)を開催するなど、日伊両国の研究者同士の活発な学術交流をはかった。
さらにイタリア言語・文化研究会(第100〜105回定例会)では、文学・歴史・美術ほかイタリアに関する様々な分野の研究発表が行なわれた。多数の参加者をえて毎回活発な討論や意見交換がなされ、互いの研究の深化・発展に大きく寄与した。この研究会は今年度で100回目を迎えることになったが、会員の人数はすでに相当数にのぼり、大学院生をはじめ若手研究者らの積極的な参加も近年目立っている。これからも研究発表の場として、またイタリア研究者たちのネットワークの中心の一つとして、ますます発展してゆくことが期待される。
今後も研究員による個々の活動の枠にとどまらず、政府組織や民間機関の協力も得ながら、日伊文化交流の架け橋となるべく、様々な学術活動を展開してゆく予定である。
所長
土屋 淳二[つちや じゅんじ](文学学術院教授)
メンバー
顧問
菅田 茂昭(早稲田大学名誉教授)
研究員
土屋 淳二(文学学術院教授)
研究所員
土屋 淳二(文学学術院教授)
研究員
酒井 紀幸(文学学術院教授)
研究所員
酒井 紀幸(文学学術院教授)
研究員
真柄 秀子(政治経済学術院教授)
研究所員
真柄 秀子(政治経済学術院教授)
研究員
宮城 徳也(文学学術院教授)
研究所員
宮城 徳也(文学学術院教授)
研究員
ジェレヴィーニ アレッサンドロ ジョバンニ(オープン教育センター准教授(任期付))
研究所員
ジェレヴィーニ アレッサンドロ ジョバンニ(オープン教育センター准教授(任期付))
客員研究員
亀崎 勝
小林 勝(東京音楽大学教授)
鈴木 マリア(早稲田大学オープン教育センター非常勤講師)
辻 昌宏(明治大学経営学部教授)
西村 暢夫(?文流代表取締役会長)
西村 安弘(東京工芸大学芸術学部映像学科及び同大学院芸術学部研究科准教授)
濱口 オサミ(?濱口建築デザイン工房代表取締役)
藤岡 寛巳(福岡国際大学国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科教授)
連絡先
戸山キャンパス33号館1370号室
Tel:+81 (0)3 5286 3552
E-mail:[email protected]