Center for Data Science早稲田大学 データ科学センター

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兼任センター員説明会開催

2019年7月19日、データ科学総合研究教育センター兼任センター員説明会を開催しました。

開会にあたり、データ科学総合研究教育センター所長・理工学術院の松嶋敏泰教授が挨拶を述べました。松嶋教授からは次のように話しがありました。
今年度も兼任センター員の先生方向けに説明会を開催させていただきます。本日のこの説明会では、学内で好評を得ているデータ科学研究相談や、2019年度から開始されたデータ科学入門シリーズの話しをさせていただく予定です。さらに、兼任センター員の先生方のメリットとなる競争的資金を獲得する際の研究支援や、企業の保有データを安全にお使いいただけるようにする仕組みであるWaseda Integrated Research Platform(以下、WIRP)の話しをさせていただきます。

データ科学総合研究教育センター所長 松嶋敏泰教授

開会挨拶後、データ科学総合研究教育センターの野村亮教授よりセンターの取り組みについての話しがありました。
野村教授からは、教育面においては、データ科学教育プログラムとして2019年度よりデータ科学入門シリーズの科目が開始されたこと、さらに、統計リテラシーシリーズの科目を実施していることの報告がありました。教育面での今後の科目展開予定として、この2つの科目を軸に展開を予定していること、各学術院に接続するデータ科学関連科目および、理解を深める基礎科目を進めていくと述べました。
研究面においては、研究活動支援として、競争的資金獲得・遂行支援の際の連携の方法について説明がありました。また、データ科学研究相談を2018年度より実施しており、その学術院別利用者数報告、内容、対象者について話しがありました。学外連携では、多くの企業とシンポジウム等を実施してきたこと、その成果として共同研究がいくつか開始されたことについて述べました。
最後に兼任センター員の役割と内容についての説明がありました。

データ科学総合研究教育センター 野村亮教授

次に、データ科学総合研究教育センターの安田豪毅講師よりWIRPについての話しがありました。
安田講師からは、企業の保有するデータを大学で活用することの価値や可能性の広がりについてまず話しがありました。その上で、企業からのデータをセキュアな環境で安全・安心にやりとりができる方法としてWIRPという仕組みを作る予定であることの説明がありました。本学研究者と企業をデータ科学総合研究教育センターがハブとなることで繋ぐ役割やその方法について具体的に述べました。
株式会社みずほ銀行様、株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ様、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様(順不同)との取り組みの事例、データ授受のための学内サーバーをデータ科学総合研究教育センター40号館に設置したことについて報告がありました。この学内サーバーは、リモートアクセス、サーバー上での分析によりセキュアな環境を確保しており、今後ますますの活用が見込まれることを述べました。

データ科学総合研究教育センター 安田豪毅講師

会場の様子

 

兼任センター員説明会概要

日時 2019年7月19日(金) 12:10~13:00
場所 西早稲田キャンパス55号館N棟大会議室
対象 早稲田大学データ科学総合研究教育センター兼任センター員
言語 日本語
主催 早稲田大学データ科学総合研究教育センター

当日プログラム

1.所長挨拶
2.データ科学総合研究教育センターの取り組みについて
3.WIRPについて
4.質疑応答

主催・お問い合わせ先

早稲田大学データ科学総合研究教育センター事務所
TEL:03-3204-9164
Email:[email protected]

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