Center for Data Science早稲田大学 データ科学センター

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東京女子大学へ早稲田大学の「データサイエンス教育スキーム」の提供を開始します(2024年度~)

データサイエンス教育コンテンツと認定制度を提供

大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成で東京女子大と連携


  • 本学で全ての学部・研究科の学生5万人を対象に提供しているデータサイエンス教育スキームを、2024年度より東京女子大学の学生向けに提供。
  • 東京女子大学の学生は、本学データ科学センターが開発したフルオンデマンドの教育コンテンツにより、時間・場所を選ばず、データサイエンスを学ぶことが可能となる。
  • 「早稲田大学データ科学オープン認定制度」を新設し、東京女子大学の学生に認定証明書を発行する。

本学は、東京女子大学(以下「東京女子大」)と学術交流協定を締結し、2024年度からは、本学が全学生に提供している「データサイエンス教育コンテンツ」を東京女子大向けに提供を開始します。

本学が全学生向けに展開し、蓄積してきたデータサイエンス教育のノウハウを活用し、フルオンデマンドの教育コンテンツをはじめとしたデータサイエンス教育プログラムやLearning Assistant(以下「LA」)による学習支援を含めた「データサイエンス教育スキーム」を提供することで、東京女子大の学生は、本学のデータサイエンス教育にカリキュラムに準拠したデータサイエンスの「理論」と「スキル」を学ぶことができます。

本プログラムを受講し、本学が設定する基準を満たす学生に対しては、東京女子大の単位とは別に、本学データ科学センターからノンディグリーの「早稲田大学オープン認定制度」の認定証明書を発行します。本取組みにより大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成促進を目指します。

講座概要

  • 提供プログラム名称

データ科学教育スキーム

  • 提供期間

2024年度~

  • 提供内容

①早大データ科学教育プログラムのうち8科目分の教育コンテンツ
②早大データ科学LAによる学習支援
③早稲田大学オープン認定制度(ノンディグリー)

  • 対象者数

年間60名程度

東京女子大学向けに提供する本学データサイエンス教育の4つの特徴

  • 1.データサイエンスを専門とする専任教員が構築した本学の全学部・研究科学生対象の教育プログラム

・本学においてデータサイエンスを専門とする専任教員が中心となって構築してきた、全ての学部・研究科の学生を対象としたデータ科学教育プログラムを東京女子大向けに提供します。

・実際の運用や正規科目の設置と成績付与・単位認定は、東京女子大側で行います。

  • 2.データ科学教育の推進を支援する「データ科学教育スキーム」

・ データ科学教育プログラムとして東京女子大学向けに提供する教育コンテンツには、講義動画の他にスライド・練習問題・小テスト等を含みます。

・今回のデータ科学教育プログラムの提供にあたっては、本学学生以外でも利用可能なLMS(Learning Management System)であるW-MoRE(Waseda Moodle for Recurrent Education)を活用し、教育コンテンツを提供します。

・本プログラムの導入初期段階における学習上の不安を解消するため、本学の学生LA(Learning Assistant)の協力により、オンライン・チャット等による東京女子大学の学生の学習をサポートするとともに、ノウハウを共有し、数年後には東京女子大においてLAを育成・活用できることを目指します。

  • 3.他大学生も認定可能なノンディグリー認定制度「早稲田大学データ科学オープン認定」の新設

・本学の全学部・研究科の約5万人の学生を対象として提供している「データ科学認定制度」とは別に、他大学生を含めてデータ科学に関する知識・スキルの認定を行うノンディグリーの新しい認定制度「早稲田大学データ科学オープン認定」を新設し、東京女子大の学生に対して、認定を開始します。

  • 4.データ科学教育の普及を通した社会貢献

本学で開発したデータ科学教育プログラムを他大学で活用いただきながら、大学間の垣根を越ええ、他大学におけるデータ科学教育の推進を支援することが本取り組みの狙いです。データを様々な意思決定のために活用できる人材を育成していくことにより、広く社会に貢献していきます。

全学データ科学教育プログラムの特徴

本学では全ての学生が「データ科学」を学べるように全学データ科学教育プログラムを用意しています。このプログラムはフルオンデマンドの科目として提供され、場所や時間を選ばずに学ぶことができます。本プログラムは分野を問わず必要となるデータ科学の「理論」を学ぶだけでなく、実際のデータを取り扱うための「スキル」も同時に学びます。さらに、自身の「専門」分野の知識を結びつける考え方を学びます。そのために4つの科目群を用意しています。

  • A群:データ科学の考え方を理解する科目群
  • B群:データ科学を深く学び活用ための基礎科目群
  • C群:データ科学を自分の専門分野へ活用するための科目群
  • D群:自分の専門分野外へもデータ科学を活用するための科目群

まず初めに学ぶステップとしてA群があります。A群は統計学や機械学習などを含むデータ科学の基本的な考え方を統一的に学び、また基本スキルを身に着ける科目群です。B群はより深くデータ科学を専門的に学び活用したい人を対象として、数学や最適化、ICTなどを学ぶ科目群です。C群は、A群を学んだ人が、自身の専門領域のデータや問題に対してデータ科学を活用するための科目群です。

データ科学は種々のデータを取り扱い、また活用する目的も様々です。自身の専門性に合わせて学びたい科目を選択すると良いでしょう。D群は、C群の科目をいくつか学んだ人が、データ科学をある程度俯瞰する視点を身に着け、自身の専門分野以外のデータに対してもデータ科学を活用するための科目群です。

またデータ科学は実際のデータを活用する経験が大変重要です。そのため本プログラムでは提携企業における教育的インターンシップやデータサイエンスコンペティションなど、実際のデータを用いて「データ科学を実践する」機会を提供します。

本学の「データ科学認定制度」についてはこちらをご確認ください。

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