早稲田大学のデータ科学教育プログラムでは、データ科学認定制度を中心とした体系的なカリキュラムにより、学生のデータ科学に関する能力を保証するとともに、級毎の到達目標を明確化することで、個々の学生の興味関心に合わせたデータ科学を学ぶ機会を提供しています。
また、学生がデータ科学を学び、社会でデータ科学を活用できるようになるためには、データ科学と学部・研究科で学ぶ専門分野の知識を生かして、企業等の実データの分析を実践する経験が重要です。
このため、データ科学センターでは、企業や学部・研究科との協力により、様々な実践機会を提供しています。
◆ 早稲田大学データサイエンスコンペティション
データ科学センターでは、毎年各学術院(学部と大学院を含む組織)と共同で早稲田大学データサイエンスコンペティションを開催しています。このコンペティションは、大学院を含め本学学生であれば誰でも参加できます。
2~4 名程度でチームを組み、毎年与えられるテーマにしたがって数ヶ月かけて分析を行い、まとめたものを報告会にて発表します。
◆ 産学連携型キャリア教育プログラム・教育的インターンシップ
昨今、社会や様々な企業等においてもデータを活用できる人材の採用・育成が必要であるといわれています。
早稲田大学では、社会においてデータ科学を活用できる人材を産学協働で育成する趣旨に賛同いただいている企業等と協力して、企業等の実際のデータを分析・活用する機会を提供しています。
データ科学教育プログラムで学んだ知識・スキルを使い、企業等で実際に使われるデータを分析・活用する経験を通して、実践的な知識・スキルを習得するとともに更に学びを深めるための今後の学修目標を見つけることができます。
また、企業等で働く方との交流により自身のキャリア形成について考える機会となります。