Center for Data Science早稲田大学 データ科学総合研究教育センター

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データ科学総合研究教育センター第2回シンポ開催 グーグル・クラウド・ジャパン阿部伸一氏講演

2018年7月12日、データ科学総合研究教育センターが第2回シンポジウムを開催しました。
シンポジウムの第2部では、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 日本代表の阿部伸一氏が講演を行いました。

第1部

第1部の開会にあたり、同センター長をつとめる松嶋敏泰教授が開会挨拶を述べました。松嶋教授は「本センターは2017年12月に発足しました。わたしたちは、学外といかにコラボレーションを組んでいくかということを常に考えています。そして学内研究者をどう結び付けるかということも重要です。ぜひ、学内外の方々が本センターを活用し、研究や教育を発展させていくことを望んでいます」と語りました。

第1部の講演では、同センターの小林学教授が『クラスタリングとデータ縮約の科学』と題し、講演しました。小林教授は冒頭、「データ解析を行う際にデータの持つ構造や特徴を把握したい、視覚化したいといったニーズはますます高まっています。本講演のテーマである「データ縮約」とは、データの持つ特性や関係を保ち、短く、すなわち少数の次元や数値を用いて、データを表現するということです。基礎的なクラスタリングから潜在クラスタリングまで、比較的新しいデータ縮約について、今日は授業ではないのですが(笑)、論じていきます」と述べました。そして熱血授業さながら、来場者に熱く語りかけ、時にユーモアを交えた講演には、会場から惜しみない拍手がありました。

写真:データ科学総合研究教育センター所長・松嶋敏泰教授

写真:同センター・小林学教授

次に、同センターの安田豪毅講師が、『データ科学総合研究教育センターの学内向けデータ解析支援について』と題し、センターの支援内容について説明を行いました。安田講師は「センターでは学内学生、教職員からデータ解析の相談を受け付けています。卒業論文、修士論文に関わるものから、さらに高度なものまで幅広く対応します。ぜひご活用をお願いしたいと思います」と述べました。

第2部も第1部同様に、同センター兼任センター員である堀井俊佑准教授が司会進行を務めました。

写真:同センター・安田豪毅講師

写真:同センター兼任センター員・グローバルエデュケーションセンター 堀井俊佑准教授

第2部

第2部の最初の公演は、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社日本代表の阿部伸一氏が『Google における AI の活用とその広がり』と題し、講演を行いました。阿部氏は冒頭に「Googleは、1998年に創業し、20周年を迎えました。私たちのミッションは、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること、これはずっと変わらないミッションであり、だからこそ価値があると思っています」と述べました。

続けて Google の「AIを、すべての人に」というコンセプトを紹介しました。 Google Cloud が提供するコラボレーションツールであるG Suite は、学術機関では無料となり、この機械学習機能が搭載されたツールを活用すると、予定調整もAIにおまかせができ、必要な情報にたどりつくために費やされる時間が軽減され、検索すらしない働き方が可能になるといったエピソードが紹介されました。

写真:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社日本代表 阿部伸一氏

さらに、阿部氏はグーグルの5つのカルチャーについても述べました。それは、「初めから完璧を求めない」「不可能と決めつけない(健全な挑戦を)」「ユーザーにシンプルに」「共有はアイデアを生む」「データを基に考える」というものです。Googleのサービスがこのような組織風土のもとに生まれていることを示し、会場からは大きな称賛の拍手が贈られました。

続けて、同社のアカウントエグゼクティブ上野陽子氏と久田恭平氏が講演を行いました。上野氏は、あるサービス企業におけるデータ分析のための必要な基盤であるデータレイクについて事例を用いた講演をしました。続けて、久田氏は、食品企業や、オークションシステム企業の事例を紹介、来場した研究者、学生らは目を見張って聞き入りました。

写真:同社アカウントエグゼクティブ 上野陽子氏

写真:同社アカウントエグゼクティブ 久田恭平氏

閉会にあたり、鎌田薫総長が挨拶を述べました。鎌田総長は「本学の学生には常々世界に向けて新しい時代を切り開いてほしい、グローバルリーダーになるようにと話しています。本講演は、グーグルのように世界で縦横無尽に活躍している最先端の企業について学ぶ機会となり、参加した方にとっては大変刺激的な講演となったと思います」と来場者に語り掛け、シンポジウムは盛会のうちに幕を閉じました。

写真:早稲田大学 鎌田薫総長

写真:談笑する阿部伸一氏(右)と鎌田薫総長(中央)

写真:阿部氏の講演を熱心に聞き入る来場者

 

シンポジウム概要

  • 日時:2018年7月12日(木) 14:30-17:55
  • 場所:早稲田大学 大隈記念講堂 小講堂
  • 主催:早稲田大学データ科学総合研究教育センター
  • 共催:早稲田大学高度データ関連人材育成プログラム
  • 司会進行:データ科学総合研究教育センター兼任センター員・グローバルエデュケーションセンター准教授 堀井 俊佑

 

当日プログラム

第1部
開会挨拶
データ科学総合研究教育センター所長・理工学術院教授 松嶋 敏泰
講演『クラスタリングとデータ縮約の科学』
同センター教授 小林 学
講演『データ科学総合研究教育センターの学内向けデータ解析支援について』
同センター講師 安田 豪毅
第2部
講演『Google における AI の活用とその広がり』
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 日本代表 阿部 伸一
事例紹介
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 アカウントエグゼクティブ 上野 陽子、久田 恭平
閉会挨拶
総長 鎌田 薫

 

主催・お問い合わせ先

早稲田大学データ科学総合研究教育センター事務所(https://www.waseda.jp/inst/cds/
TEL:03-3204-9164
E-mail:cds-info@list.waseda.jp

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