早稲田大学データ科学総合研究教育センターは、2020年4月1日より日本語名称をデータ科学センターに変更します。
本センターは2017年12月1日に設置され、私立総合大学の強みを最大限に活かし、理工系・人文社会科学系の専門領域とデータ科学との知見の融合を図るプラットホームを提供し、総合知の創造とグローバル社会の問題解決を担う人材の育成及び、大学の研究力向上を目的として活動を始めました。
教育面では、GECデータ科学教育部門と協力して早稲田大学全学生を対象にしたデータ科学のカリキュラムを提供しており、フルオンデマンド科目により場所や時間を選ばずに様々な学術領域で必要となってきているデータ科学を学ぶことができます。例えばGEC設置科目である「データ科学入門」シリーズは1年間でデータ科学の基礎を一通り学び、データ科学の考え方を身に着けることができます。
また、研究面等ではこれまでにみずほ銀行、ADKマーケティング・ソリューションズ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、電通国際情報サービス(ISID)等複数の企業と学術交流協定を締結し、産学における共同研究、人材育成を推進してきました。またその他にも、グーグル・クラウド・ジャパン、みずほ銀行、日立製作所、伊藤忠テクノソリューションズ、日経新聞、統計センター、東京大学、横浜市立大学、台湾 中央研究院(Academia Sinica)、香港科学技術大学(HKUST)といった企業や他大学等とのシンポジウムやセミナーの開催、参議院選挙を題材に政治経済学術院と共催したデータサイエンスコンペティションの開催、学外から本学へ提供いただいた様々なデータを学内研究者が安心して研究・教育に活用できる環境の構築(WIRP)、文部科学省データ関連人材育成プログラム事業等の外部資金獲得など、学内外に向けて情報発信を行ってきました。
これからも国内外の大学、産業界、政府機関等と大規模なネットワークを形成し、データ科学における世界の先進的モデルの拠点として実践的な教育と研究の普及に努めます。