2009年にスポーツビジネスコースを卒業後、
大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。
現在はヤクルト球団で、観客動員を増やすために日々奮闘。
「その分野で世界一詳しい人になれ」。ゼミでお世話になった作野教授の言葉は、社会人になった今でも私の背中を押してくれます。
将来、スポーツ関連の仕事につきたいと考えていた私は、スポーツビジネスを専攻。ビジネス、医科学など、最先端の研究に携わる教授陣の横断的な授業は刺激的でした。特に、スポーツをビジネスで捉える感覚は新鮮で、そうした感性を大学で磨くことはライバルに差をつけるチャンスです。
2015年に満員のスタジアムでセ・リーグ優勝の瞬間に立ち会えたこと、その後のポストシーズンのチケット販売に携われたことも貴重な経験です。
スポーツビジネスの醍醐味は、お客様の潜在的な好奇心を引き出すことです。ただ、実現するには「流行×スポーツ×ビジネス」の視点が求められます。スポーツ科学部は、スポーツとビジネスの分野のスペシャリストになる礎を築く場所です。社会で飛躍する力を蓄える場所でもあるのです。
岸 翔子
ヤクルト球団
Profile
在学中は女子軟式野球サークル「WASEBI」に所属。スポーツ科学部を卒業後、大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。2011年JTBコーポレートセールスに入社し、主に企業の社員旅行やインセンティブツアーなどの法人営業に4年間携わる。2015年にヤクルト球団入社。現在はチケット販売や動員イベントの企画などの業務を担当している。
※掲載情報は2016年度内の取材当時のものです。