自分の未来のためにチャレンジしよう!
博士後期課程3年 曾濂
渡邊研究室はASIC-DA研とも呼ばれ、ASIC設計の自動化から、物理設計のアルゴリズム、FPGA設計、ネットワークオンチップ(NoC)の最適化まで様々な研究を行っています。また、IPを再利用するための環境設計にも関心があります。高性能かつ省エネルギーのLSI システムのための革新的アルゴリズム(経路選択アルゴリズム、配置アルゴリズムなど)や斬新なアーキテクチャ(ルートアーキテクチャなど)の提案にも力を入れています。渡邊研究室はいずれもその基盤となる大規模集積回路(LSI)の技術やより高度な抽象概念を学べる素晴らしい場所です。近年、当研究室は国内外各分野の代表的な学会や専門誌に多くの論文を発表しています。2016年時点では、当研究室に、リサーチ・アシスタントが2名、博士課程在籍者が5名、修士課程在籍者が7名います。出身地は日本や中国各地で、兄弟姉妹のように助け合いながら研究しています。研究室は、常に活気にあふれ、居心地がよく、楽しい雰囲気です。ゼミは毎週数回開かれ、議論しアイデアを交換することができます。また、木村、吉村両研究室との合同ゼミもあります。合同ゼミでは、3人の教授と大勢の学生を前に多少緊張もしますが、最新の研究内容を発表し教授らと話し合う機会が得られます。渡邊教授は大手電機メーカ研究所に長年所属し、回路設計技術研究グループを率いてきました。そこで培ったLSI分野の豊富な知識と経験を活かして、私たちの研究を指導してくださいます。教授の粘り強い指導とアドバイスのもと、研究室の学生は誰もが各自のベストを尽くし、より高い研究成果を挙げています。当研究室では、新年会、バーベキュー、山登りなど様々なイベントも開催しています。こうした楽しい活動に参加することで、日本文化の体験のみならず、友情の絆を深めることもできます。渡邊研究室に興味がある方、ぜひ私たちの仲間に加わり、貴重な思い出を一緒に作っていきましょう。
(左から:歓迎会、学会発表表彰、ゼミ)