荒川研究室へようこそ!
修士課程 1年 及位 龍之介
研究室について
荒川研究室のキーワードは、「多目的最適化」です。荒川先生はこれを「どこでもドアのようなもの」と例えていますが、まさにその言葉通り様々な分野に応用ができる非常に魅力的なツールです。本研究室では、設計工学を中心にこの技術の応用に取り組んでいます。
現在研究室には、日本人学生4名、留学生が12名の計16名が在籍しています。この中には、設計工学に精通している者だけなく、様々な分野から「最適化」に興味を持った学生が集まっています。かくいう私も機械工学から「最適化」の魅力に惹かれた人間の一人です。研究室のメインである研究テーマは、各学生の興味・関心を基に荒川先生と相談をして決定します。そのため、自身の興味に沿ったテーマを研究できるといった大きな特徴があります。私の場合、UI・UXに興味があったため、顧客が求める製品を顧客の言葉から導き、最適化する「言葉によるエンジニアリング」という研究を行っています。
研究活動について
荒川研究室では、毎週2回ゼミが行われており、グループゼミと全体ゼミの2種類があります。グループゼミでは、4~5人のグループに分かれ、それぞれが研究進捗について発表します。この発表を通して、荒川先生からフィードバックや今後の研究方針についての助言をいただき、研究の方向性をより明確にしていきます。また、グループメンバーもお互いの研究内容について理解を深める場となっているため、活発な意見交換や質問が行われています。全体ゼミでは、各グループから1人、計4人が研究室のメンバー全員に対して、現在の研究進捗や学会報告などについて発表します。全メンバーの研究内容や動向、知見の共有ができる場として機能しており、各々の考え方や自身の価値観に囚われない柔軟な視点を互いに養うことができる環境が整っています。
もし、多目的最適化に興味をもった方は、ぜひ荒川研究室をのぞいてみてください。
その先にはきっと見たことがない景色が広がっているはずです!

製品開発におけるユーザー中心の設計と意思決定

全体ゼミの様子