大澤研究室へようこそ
博士後期課程4年 刘 皓琰
大澤研究室のメンバーは皆、新機能メモリシステムとそれに関連する様々な研究テーマに関心を持っています。高密度で高性能なメモリの必要性が叫ばれている中で、大澤研はスピン注入磁化反転型磁気メモリ(STT-MRAM)や抵抗変化型メモリ(ReRAM)などのいろいろなタイプの新機能メモリを研究しています。何人かの学生は新しい書き込みと読み出し方法を見出したり、新しい制御回路を開発するなど新機能メモリ設計の研究をしています。また、メモリとCPUが分かれているためにその間のデータ転送速度とエネルギー消費が問題である今迄のフォン・ノイマン・アーキテクチャの限界に挑戦している学生もいます。彼らは計算効率を高めることが可能なニューラル・ネットワークのハードウェア・アクセラレータの研究を行っています。
研究活動以外の面においても、大澤研は学生のために有益で調和のとれた環境を提供しています。週一度開かれる研究室ミーティングでは学生の間で情報を交換し、質問をし合うという場が設けられています。また、大澤教授との個人的な打ち合わせの場においては、研究指導がなされると共に研究の方向性が話し合われます。大澤教授は学生たちが研究の途上で直面した如何なる問題も解決すべく常に手助けしてくれます。更に、大澤研は食事、スポーツ、外出、歓迎会などの行事も頻繁に開かれ、これらは友好的な雰囲気を醸成するのにも一役買っています。
以上まとめると、大澤研究室は新機能メモリシステム研究に特化していますが、メンバーはメモリ・デバイス・モデリング、記憶素子、コンピューティング・イン・メモリ(CIM)などのいろいろな異なる分野の研究に従事しています。大澤研究室は学生第一の環境を提供することに尽力していると共に、相互協力と情報共有の文化を発展させています。
研究室の様子
大澤研の皆さん