Institute of Comparative Law早稲田大学 比較法研究所

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2023年度第2回スタディセミナー「著作権集中管理制度の比較法的検討―近時の発展方向を焦点に―」(譚 天陽 比較法研究所 助教)2023年12月14日開催

2023年度第2回 比較法研究所スタディセミナー
「著作権集中管理制度の比較法的検討―近時の発展方向を焦点に―」
(報告者:譚 天陽 比較法研究所 助教)
(コメンテーター:森 綾香 法学部 助手)

日 時 2023年12月14日(木)
17時00分~18時30分(Zoomによる開催)
主 催 早稲田大学比較法研究所

【概要】
著作権集中管理制度は1850 年頃にフランスで誕生し、今日に至り、世界各国で次々と導入されるようになっています。アジアの日本と中国においても、それぞれJASRACとMCSCを代表とする著作権集中管理団体が存在しています。これらの団体は、著作権者自身が管理しにくい権利を著作権者の代わりに管理し、その使用料を著作権者に分配する等の役割を果たしていますが、分配方式が不透明等の問題も指摘されています。そこで、著作権集中管理制度は一体誰のためのものなのか、という疑問も上がってきます。本報告は、著作権集中管理制度が誕生した歴史的経緯及び現状を概観した上で、近時、日本と中国で導入が検討されていた北欧発祥の拡大集中許諾という制度についても紹介し、EUにおける同制度の現状、そして、日本と中国での同制度の導入可能性について検討を行います。これらの検討を通じて、参加者に著作権集中管理制度の位置づけとそのあり方について考えてもらいます。

【比較法研究所スタディセミナーとは?】
比較法研究所では、本学の学生(学部生・大学院生を含む)を主な対象として、外国の法文化に対する理解を広めることを目的とした「比較法研究所スタディセミナー」を開催します。

このセミナーは、比較法研究所の研究成果を学生の皆さんに還元することを目的としており、これまで比較法研究所が開催してきた公開講演会や公開セミナーのように研究者を対象とした専門的なものではなく、外国法に関する知見をわかりやすい内容で学生に伝えるものです(もちろん、教職員や一般の方も参加可能です!)。
具体的には、国外留学・出張など国外活動の体験談も交えた外国法文化の解説等により、国外留学や大学院進学の検討・準備の参考になるような内容について、年2~3回程度の開催を予定しています。皆さんの参加をお待ちしています。

◆参加をご希望の方は、こちらからあらかじめ比較法研究所にお申し込みください。
◆なお、お申し込みは12月13日(水)15時までです。

(2023年11月17日 掲出)

Dates
  • 1214

    THU
    2023

Place

Zoom

Tags
Posted

Wed, 08 Nov 2023

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