第1回 比較法研究所スタディセミナー
「家族と法はどこへいくのか?――日米の同性婚判決から考える」
日 時 2021年7月8日(木)16:30~18:00
講 師 松田和樹 比較法研究所助手
コメンテーター 郭 舜 研究所員、法学学術院教授
内 容
今年3月、札幌地裁にて、異性カップルには婚姻制度へのアクセスを認めながら同性カップルにはいかなる制度も用意していない現代の日本法のあり方が、憲法14条の法の下の平等に反しており違憲な状態にあると判決されました。婚姻制度は何のためにあるのか――このことが今改めて問われています。同性婚に関する日米の判決を読むことを通じて、家族と法の未来について考えてみませんか。
【比較法研究所スタディセミナーとは?】
比較法研究所では、本学の学生(学部生・大学院生を含む)を主な対象として、外国の法文化に対する理解を広めることを目的として「比較法研究所 スタディーセミナー」を開催します。
このセミナーは、比較法研究所の研究成果を学生の皆さんに還元することを目的としており、これまで比較法研究所が開催してきた公開講演会や公開セミナーのように研究者を対象とした専門的なものではなく、外国法に関する知見をわかりやすい内容で学生に伝えるものです(もちろん、教職員や一般の方も参加可能です!)。
具体的には、国外留学・出張など国外活動の体験談も交えた外国法文化の解説等により、国外留学や大学院進学の検討・準備の参考になるような内容について、年2回程度の開催を予定しています。
第1回のスタディーセミナーは“同性婚”についてです。
皆さんの参加をお待ちしています。
参加をご希望の方は、こちらからあらかじめ比較法研究所にお申し込みください。
なお、お申し込みは7月7日(水)までです。
主催:早稲田大学比較法研究所