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【開催報告】公開講演会「Legal Tools to Promote Substantive Gender Equality in Europe」が開催されました。

【開催報告】公開講演会「Legal Tools to Promote Substantive Gender Equality in Europe」が開催されました。
Posted
2018年10月30日(火)

公開講演会「Legal Tools to Promote Substantive Gender Equality in Europe」

日 時 : 2018年10月24日(水) 16:30~18:00
場 所 : 早稲田大学早稲田キャンパス8号館3階会議室
参加人数: 9名(うち学生8名)

主催 早稲田大学比較法研究所

イザベル・ロリヴ氏(Perelman法哲学センター所長、ブリュッセル自由大学法学部教授)

世話人 石田京子(研究所員、法務研究科准教授)

イザベル・ロリヴ氏(Perelman法哲学センター所長、ブリュッセル自由大学法学部教授)

講演では、ジェンダー平等を促進するためのヨーロッパにおける法的枠組みについて、歴史的背景、主要な裁判例、法令、現在の状況についてお話頂いた。

ブリュッセル弁護士会においても、フランス言語の弁護士の中では約半数は女性ではあるものの、収入のジェンダー格差が存在するという。

また、間接差別の概念は、アメリカからイギリス、EUを通じて各EU諸国に導入されたとし、比較法の意義をお話されていた。

ご講演の最後には、フロアの質問にご対応頂いた。

大学院生が複数名、ヨーロッパにおけるジェンダー平等の在り方や、法的背景について具体的な質問をしており、ロリブ教授も非常に丁寧にお答えくださった。

必ずしも多くの聴衆が集まったわけではなかったが、関心の高い大学院生が複数参加しており、非常に有意義な講演会であったと考えている。

参考
開催案内
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