Institute of Comparative Law早稲田大学 比較法研究所

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小口彦太編『中国契約法の研究』(成文堂、2017)が出版されました

本書は、日中の契約法の具体的論点の比較法研究として学問的にも実務的にも重要なものです。当研究所の所員であった小口彦太教授(現江戸川大学学長)が中心となり日中の民事法学者が対話を重ねてできました。

小口元所員がまず契約法の重要な論点を摘出して、中国の民法学者である韓世遠教授(清華大学)と王成教授(北京大学)に送る。共同の研究会においてその論点への回答を得て、日本法の立場から現所員の瀬川信久教授(早稲田大学・比較法研究所所員)、松岡久和教授(京都大学)、渡辺達徳教授(東北大学)が意見を述べて、討論して理解を深めていく。そういう日中対話の成果が本書です。

契約法の重要論点を網羅した本書は、現在の中国の契約法解釈法学の高い水準を示すだけでなく、ミクロ比較法の実践例としてもまた現実の契約実務での解釈の手引きとしても、日中双方に極めて有益なものとなったといえるでしょう。

本書の内容の詳細は、出版社のサイトをご参照ください。

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