研究課題
- 音声言語によるコミュニケーションの研究
- 会話教育
- 自然談話のマルチモーダル分析
略歴等(1最終学歴・学位 2職歴 3主な著書・論文 )
■1 早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程。博士(日本語教育学、早稲田大学)。
■2 群馬大学国際センター専任講師・准教授、日本大学国際関係学部准教授を経て、2024年より現職。
■3 『日本語教育への道しるべ第2巻ことばのしくみを知る』(共著)凡人社、「非流暢で自然な日本語-日本語教育の観点から-」『日本語プロフィシェンシー研究の広がり』ひつじ書房、「学習者の母語を考慮した非流暢性の教育」(共著)『ことばと文字』14、「注釈挿入における発話構造の有標化-言語形式以外のリソース使用に注目して-」『日本語教育』155号、「口頭発表にみられる修復の日韓対照分析-日本語教育での応用を視野に入れて-」『国立国語研究所論集』12など。
研究紹介
私たちの日常的なやり取りには、統語的に不完全な産出や、特定の意味を認めがたい非言語要素も含まれます。一見すると無秩序で取るに足らない事象とも思われますが、そこには一定の規則性があり、コミュニケーションにおいて役割を担っていることがわかります。この理解のもと、自然談話を詳細に見ることを通して、日本語教育が視野に入れるべきことばについて考察します。それをもとに、学習者がことばの使い手としてのアイデンティティを確立していく過程において、どのような支援が可能であるかを考えていきます。
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