※本稿は2018年度に取材し、取材当時の情報を掲載しています。
学習院大学文学部フランス文学科を卒業後、TOEFL日本代表部、私立大学職員を経て、2007年からアメリカ・ネブラスカ州立大学大学院で教育学を学びながら、日本語教師として学部生への日本語教育に携わる。2011年当研究科修士課程を修了。
私は大学卒業後、「国際教育」に関わるいくつかの仕事に携わった後、アメリカ留学を経て、日研で学ぶことになりました。入学前は、日研=日本語教師のための知識を学ぶ場、だと思っていましたが、実際にここで学べたことはそれ以上のものでした。刺激的な2年間を過ごしながら、修了後のキャリアについてもいろいろ考えましたが、日本語教育自体が、自分が今まで興味を持って身を置いてきた「国際教育」という大きなフィールドの中の、ひとつの要素として存在していることに思い至りました。それならば「教える」ことにこだわらなくても、学んだことを自分のフィールドでも活かせるはずと思い、修了後はやはり国際教育に関連する仕事に就きました。現在は再び大学職員として働いており、各種留学プログラムを担当していますが、日研での学びを、様々な日々の業務に活かせていると感じています。今後どんなことをするにしても、日研での学びは私に力を与えてくれると確信しています。