研究課題
- 持続可能な言語教育政策
- 外国人労働者
- 第二言語習得
略歴等(1最終学歴・学位 2職歴 3主な著書・論文 )
■1 モナシュ大学(オーストラリア)博士課程。Ph.D(応用言語学、モナシュ大学)。
■2 モナシュ大学講師を経て、2004年より現職。天津外国語大学・東京大学客員教授、日越大学日本語教育プログラム総括を兼務。
■3 『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』(明治書院)、『タスクで伸ばす学習力:学習ストラテジーを活かした学びの設計』(編著)凡人社、『ことば漬けのススメ』(第二回国際理解促進優良図書優秀賞受賞)明治書院、『外国人介護・看護人材とサスティナビリティ:持続可能な移民社会と言語政策』(編著)くろしお出版、『外国人介護職への日本語教育〜ワセダバンドスケール(介護版)を使った教え方』(編著)日経メディカル出版など。
研究紹介
現在の研究課題は、接触場面で起きる参加者のインターアクション問題を分析するとともに、従来の第二言語習得研究では把握しきれない言語習得の問題を、「サスティナビリティ(持続性)」をキーワードに、社会的文脈の中で捉える実践課題を探求しています。あわせて、言語教育政策や移民政策などの観点から、日本語教育の支援が行き届かない技能実習生、夜間中学在籍者、外国人医療福祉従事者、外国人受刑者などへのアウトリーチ型日本語教育への関心を高め、実証研究するためのデザインや方法論なども考察しています。