研究課題
- 文法教育
- 教育文法
- 日本語教育のための文法研究
- 授業デザイン
略歴等(1最終学歴・学位 2職歴 3主な著書・論文)
■1 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程。博士(文学、名古屋大学)。
■2 名古屋大学言語文化部助手、北海道大学留学生センター助教授を経て、2006年より現職。
■3 『日本語教育の過去・現在・未来 第3巻教室/第5巻文法』(編著)凡人社、『外国語として出会う日本語』岩波書店、『コミュニケーションのための日本語教育文法』(共著)くろしお出版、『日本語教育能力検定試験に合格するための教授法37』アルク「複言語・複文化時代の日本語教育における日本語教師養成」『複言語・複文化時代の日本語教育』凡人社、「日常会話にあらわれた「ません」と「ないです」」『日本語教育』125号など。
研究紹介
「日本語を学ぶ」というのは、教科書の文法記述や教師の文法説明をただ丸暗記するだけの受動的・静的な営みではなく、学習者が周りの日本語をリソースとして取りこみながら、自らの中にさまざまな言葉のルール(=文法)を構築していくきわめて能動的・動的な営みです。そのような営みを支援するためには、実際に言葉がどのように使われているのか、どのように理解されているのかを丁寧に観察・記述することが必要です。その結果を踏まえて、授業デザイン、日本語教師に求められる専門性などについても考えていきます。