Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

その他

研究活動に専念した2年間は 自身の教授法を論理的に 捉え直して意味付ける機会に
修士課程 在國寺 翔平さん(2021年9月修了)

※本稿は2022年度に取材し、取材当時の情報を掲載しています。
2012年明治学院大学文学部卒業。日本語教師を経て、青年海外協力隊の隊員としてドミニカ共和国で2年間活動。帰国後の2019年に当研究科修士課程に入学し、オンライン上での日本語学習支援に関する研究に取り組む。修了後は、国際交流基金の日本語専門家としてインドのニューデリー日本文化センターに勤務。

日本国内で日本語教師を5年間経験した後、青年海外協力隊の隊員として海外で日本語教育に携わった際に、専門的なスキルの不足を痛感しました。これまでの経験を体系的にまとめ、より高度な教授力を身につけたいと考えて日研に入学しました。
在学中、コロナ禍で実践研究の科目もオンラインに移行しましたが、不慣れななかでも皆と試行錯誤しながら授業を作り上げたことが記憶に残っています。オンライン上で協働を促すためにはどのような仕掛けが必要かについて悩んだ経験は、このテーマでの修士論文の執筆につながりました。また、修得した知識をこれまでの現場経験と照らし合わせることで、「あの時の教え方はこのような理論と結びついていたのか」など、自身の教授法の捉え直しや意味付けを論理的に行うことができました。
修士号を活かして海外で働く道を探し、修了後は国際交流基金の日本語専門家としてインドへ。ニューデリー日本文化センターでは、新たな在留資格である「特定技能」に関連したテキストや試験の広報活動を担っています。日研での研究活動を通して、自分で問題意識を持って課題を見つける訓練や、多様な背景を持った人と議論を重ねながら授業を作り上げる経験が積めたことは、今の仕事にも大いに活かされています。
充実した設備と環境の中で日本語教育について思う存分考えることができるのが日研であり、一歩踏み出せばまったく違う世界が見えてくるはずです。自分を成長させたいと思っている方に日研への入学をお勧めします。

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