- マルティネス シレス パウラ MARTINEZ SIRES, Paula (Spain)
- 2015年4月入学
- Study Plan:文化コミュニケーション Culture & Communication
国際コミュニケーション研究科(GSICCS)に入学した主な理由は、私の専門である翻訳と日本文学を研究することができる英語で教えられているジャパニーズ・スタディーズのゼミに深く興味を持ったからです。GSICCSが2015年4月に新しい博士後期課程を開設したと知り、色々調べた結果、入学を決めました。GSICCSでは、授業が英語で行われていることもあり、博士論文はもちろん英語で執筆しなければなりません。英語での博士論文の執筆は、将来のアカデミックキャリアの中でも重要な機会になると考え、さらに私のモチベー ションが上がりました。加えて、GSICCSに入学することで早稲田大学中央図書館のアーカイブを利用できることもGSICCSを選択した一つの理由でもあります。
入学後、ピニングトン教授のジャパニーズ・スタディーズのゼミに入りました。ゼミの雰囲気はとても友好的かつ国際的で、世界中から研究にきている修士課程や博士後期課程の学生からフィードバックを受け、自身の研究について新しい視野を広げることができます。また、ゼミではそれぞれの研究についてプレゼンテーションを行っており、そのお陰で自分の研究はどのように、どれだけ進行しているかを確認できるため、とても貴重な時間です。
GSICCSに入学したお陰で博士論文を書くために欠かせないノウハウ、情報、そして重要なアドバイスなどをいただきました。GSICCSでの経験が学者としてだけではなく、人間としても自身を成長させてくれると確信しています。将来は日本文学や翻訳研究を教えながら、学者の世界に飛び込み、日西翻訳論について研究を続けたいと思います。