公演詳細
期間
2024/10/11(金)~2024/10/13(日)
劇場
早稲田大学学生会館B203
主宰・脚本・演出
舶州
出演
レイ、氷見大陸人、川崎夏、一寸木開陸、喜太陽喜、有菜、ゆっきー、大塚なぎ、ふなき忍、もなか
料金
無料(フリーカンパ制)
予約
タイムテーブル
2024年10月 | |||
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11日(金) | 12:30 | 18:00 | |
12日(土) | 12:30 | 18:00 | |
13日(日) | 12:30 |
スタッフ
- 主宰補佐:鶴見彩歌
- 演出助手:アジを喰った白黒、おちょぱ、乙満愛葉、梶原滴澄人、かめちゃん、小彩、ジェバンニ、天井、HARD U、藤咲穂香、文月ひな、プラスシュガーとっぽ、若 尚真、山葵ちぇり
- 舞台監督:梶原滴澄人
- 舞台監督補佐:アジを喰った白黒、、新井なお、佐倉舞、三条江若、太宰治の女、扉尾ひらく、和奏(劇団てあとろ50′)、HARD U、葉山洸汰、茉莉花
- 制作:無為無策
- 制作補佐:サクトゥーイ、篠北るい(劇団てあとろ50′)、高田ゆきな、田中泉、つる亀亭みつみ、Die Gesunde Schokolade、日廻ひなた、文月ひな、プラスシュガーとっぽ、ペンギンが鳥類で一番可愛い、涼
- 舞台美術:彗蓮
- 舞台美術補佐:大染将、小川曻、黒瀬なの、咲藤あんず、ジェバンニ、晴大(劇団てあとろ50′)、太宰治の女、たにすみれ、沼きなこ、平田清夏、ペンギンが鳥類で一番可愛い、松井ちむ、茉莉花
- 照明:舞台美術研究会
- 音響:埜木希
- 音響補佐:増城開陸
- 音響操作:小鹿秀三
- 小道具:ジェバンニ
- 小道具補佐:川崎夏、小彩、たにすみれ、手先喜陽、沼きなこ、プラスシュガーとっぽ、茉莉花、無為無策
- 衣装:卯月りん
- 衣装補佐:無為無策
- ヘアメイク:小彩
- 宣伝美術ディレクション:舶州
- 宣伝美術補佐:HARD U
- 宣伝美術撮影:桜木紗瑛
- ゲネプロ写真撮影:桜木紗瑛
- ゲネプロ映像撮影:桜木紗瑛、埜木希
- 映像編集:桜木紗瑛、舶州
- 声の出演:小鹿秀三、おちょぱ、佐倉舞、つる亀亭みつみ
- うたのおねえさん:(^O^)、( ˘ω˘ )
- 作曲:金丸晃大(s304)
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稽古場レポート
座組の関係者やxなどで「稽古が楽しい」という言葉を耳にして、今回はカリフォルニアロール×劇団くるめるシアター10月企画公演 漫劇『THRILL』の稽古場にお邪魔させていただいた。
稽古場は、主宰に冗談を言ってからかう場面がよく見られ、和気藹々とした様子だった。一方で稽古の中で会話が盛り上がりすぎる場面では、主宰や4年代の役者が声をかけて全員に進行を促す姿も見られた。座組全員が非常に仲の良い雰囲気のなかで、主宰、4年代を中心に全員が常に最低限のオンオフを切り替えられる状態にあるようだ。
シーンに新しい演出を加えている様子。役者は指示に耳を傾けている。
演出家が役者と近い距離(実際に自分で体を動かしながら)で演出をつけている様子。
稽古場全体が盛り上がっている様子
役者の構成は、先日入団したばかりの1年代が2名、主宰と同年代の2年代が4名、3年代が3名、4年代が1名となっており、各学年から満遍なく集められた形になっている。
1年代が加入し、本格的に新体制で動き始めるこの時期の公演をどのように迎えるのか。
主宰の劇団くるめるシアター2年代舶州さんは、公演を通して学年分け隔てなく仲良くなりたいという思いがあり、このような座組構成にしたそうだ。「漫劇」と題した今回の公演については、「主宰や作演によって様々な公演をやるということをアピールしたかった」と話す。くるめるの中で自分の色を出した公演が増えていって欲しいと語っていた。
そんな2年代について4年代の氷見大陸人さんは、「3年代はユニットを作るなど個々で独立し外で活躍しているのに対して、2年代はくるめるを土台として活躍しようとしているイメージが強い。」と話す。コロナ禍が明けて新人公演を思う存分行えるようになった2年代、1年代は他の学年に比べても結束力が強いという。
役者で1年代のふなき忍さんは「先輩たちとは、先生と生徒のような新人公演の時の関係から、一緒に作品を作る仲間になったこと」と話す。大学から演劇を始めたふなきさんは、主宰や座組の気さくな雰囲気で、稽古や演劇を楽しめているという。
主演で2年代のレイさんは、「熱心な1年代が入ってきたことによって、気持ちを引き締められる部分がある。」と話し、相互に刺激を受けあっていることもわかった。
稽古後には全員で食事に出かけたり、遊びに出かけたりと、プライベートでも仲の良い 漫劇『THRILL』の座組だが、この仲の良さだけが「楽しい稽古場」の理由ではないと感じた。どんなに仲の良い友人が集まったとしても、向かう目的が演劇である以上作品自体に信頼がなければ結束することはできないからだ。1年代から4年代までが稽古場におけるそれぞれの役割を考えながら、この作品や主宰に対する相互の信頼関係を築いて作り上げていることがわかった。
(どらま館制作部・寺田伊織)