Waseda Shogekijo Drama-kan Theater早稲田小劇場
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劇団24区 第44回公演『ぐつぐつ』

ーーーただ欲張ってすきなものを入れた(闇)鍋のようなコメディ短編集ーーー 「サービスエリアにて」ともだちと仲良くおでかけするお話 「三途の川にて」死んじゃった後のお話 「仕事場にて」大変そうな漫画家さんのお話 「休憩室にて」バイトをやめたい人のお話

公演詳細

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期間

2021/12/3(金)~2021/12/5(日)

公演形態

有観客・映像配信(12月中旬公開予定)

劇場

早稲田大学学生会館B202

脚本・演出

原田彩希

出演

稲田ちひろ、ギャオス、ハヤオ、光里

料金

無料

タイムテーブル

2021年12月
3日(金) 17:00
4日(土) 12:00
5日(日) 13:00

スタッフ

  • 舞台監督:ハヤオ、榊原裕能
  • 舞台美術:乾泰樹、稲田ちひろ、ギャオス
  • 音響:宮崎祐希、光里、ロジャー
  • 音響操作:宮崎祐希
  • 照明:時効ちゃん、石川莉彩
  • 照明操作:原田彩希
  • 衣装小道具:原田彩希
  • 制作:原田彩希
  • WEB:ハヤオ

稽古場インタビュー

今回わたしが、稽古場インタビューに伺ったのは、劇団24区第44回公演『ぐつぐつ』の稽古場。脚本・演出をつとめるのは、4年代の原田彩希さん。

劇団24区にとって小屋入りをする公演は約1年半ぶりだそうだ。例年は6月12月2月に公演を打っているが、コロナの影響で打てなかったため、1.2年生は初めての小屋入り公演となる。

前半は稽古を行い、後半は、仕込み打ち(仕込みの人員の配置についての話し合い)を行ったのち、バインド線(暗幕を吊るす際に使用するもの)を仕込むという盛り沢山な稽古場にお邪魔させてもらった。

この日は小屋入り1週間を切った日の稽古だった。学生会館の地下の広い部屋を使い、メジャーで広さを計りながら箱馬で角を作り、舞台の広さを再現するところから始まる。

準備が整ったところで、本日の参加者が円になり、1週間の思い出を共有する。その後は、ジップザップ(参加者が円形になって隣の人またはそれ以外の人に手振りをつけながらリレー形式で言葉を回していくゲーム)を行う。これらのメニューは座組み内の仲を深めるために行っているそうだ。その後の発声は、役者さんが各自で行う。

本格的に稽古が始まった。今回の公演は4つの短編が集まったオムニバス公演。まずは途中で止めずに1作品を通し、脚本演出をつとめる原田さんを中心にアドバイスをするという流れだ。

演出助手などは、決まった人はおらず、稽古場も劇団員の出入りは自由になっている。今回は、2人のスタッフの方が稽古を見に来ていた。そのシーンに出ていない役者さんも含めアドバイスを出し合う。

そこで原田さんが口にした言葉があった「やさしい演劇をしよう」。その言葉の意味を稽古終わりに原田さんに聞いてみた。

やさしい演劇にするために座組み唯一の4年生である原田さんは、「稽古に直接関係がないことも発言することで、発言に力が入らないようにしている」と語る。その結果、誰でも発言しやすい環境ができ、動きや間について年代関係なく、言える空間が作られていた。脚本も役者さんなどの意見を聴きながら変えていくそうだ。

 

また「やさしい演劇」は、役者さんだけでなく、お客さんにとってのやさしいにもつながっている。原田さんの「劇の内容も尖らないようにしています。誰がみても深く考えすぎないことを心がけています。」という言葉通り、稽古場見学をしている間は、私自身笑いすぎてしまい、自分がインタビューしに来ていることを忘れてしまったほどだった。

(どらま館制作部 にいづま)

Dates
  • 1203

    FRI
    2021

    1205

    SUN
    2021

Place

早稲田大学学生会館B202

Tags
Posted

Thu, 11 Nov 2021

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