Waseda Shogekijo Drama-kan Theater早稲田小劇場
どらま館

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11/5-7 劇団木霊『止まる⇄跡』

公演詳細

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期間

2021/11/5(金)~2021/11/7(日)

形態

生配信(事前予約制)

作・演出

鏡原すず

出演

内山泰輝、小川大河、岸香保里、富樫萌々香、春名高歩、幸

料金

フリーカンパ制

予約

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タイムテーブル

2021年11月
5日(金) 17:00
6日(土) 13:00 17:00
7日(日) 17:00

スタッフ

  • 演出補佐:髙橋幸寛、内藤響子、公©︎、星りこ
  • 舞台監督:内藤響子
  • 舞台監督補佐:菅原茉利奈、橘美海
  • 舞台美術:田中香穂、薄田千夏
  • 舞台美術補佐:星りこ
  • 照明:弁象庵
  • 照明操作:臣
  • 照明補佐:立山亜佑、福島未悠、麗乃
  • 音響:公©︎
  • 音響操作:飯田櫻子
  • 音響補佐:波多野比奈
  • 映像:目黒ほのか
  • 映像補佐:園部綾香
  • 映像操作:河合咲良
  • 映像配信:目黒ほのか
  • 映像配信補佐:スミタシオン
  • 衣装:久保友理亜
  • 衣装補佐:目黒ほのか、橘美海、富樫萌々香
  • 制作:舟津久実
  • 制作補佐:樹田ひなた、園部綾香
  • 宣伝美術:河合咲良
  • 宣伝美術補佐:大石水月、髙橋幸寛、立山亜佑、ホシダマサオミ
  • 撮影:大石水月

稽古場インタビュー

(鏡原すずさん:写真右)

劇団木霊不定称企画 『止まる⇄跡』は、劇団木霊の三年代の鏡原すずさんが作・演出を務める企画公演。

今回は、その鏡原すずさんに、本番前の劇団木霊アトリエにて、作品や演劇を始めたきっかけについてのお話を伺った。

鏡原すずさんは、立教大学の映像身体学科の三年生。高校時代から演劇には興味を持っていて、学問として演劇に関わりたいという意図のもと、立教大学に進学。いわゆる「演劇」の文脈から少し外れた作品作りに関心があり、身体表現などを中心として作品を組み立てている劇団木霊に入団したとのこと。

今回の作品は、映像配信での公開となることもあり、映像であること、つまり、切り取られたフレームの中で見ていることを観客に意識させるような演出がなされている。鏡原さん曰く、今回の『止まる⇄跡』は、「ドキュメンタリー映画を逆再生する」ような作品で、よく観察してみたら物語的だったものを再構成し、観客に観察させることを意図して制作しているとのこと。物語としては、今ここの場所と、そうでない場所が、つながっているようでつながっていないということを描き出す作品になっている。特に、映像という反復可能なメディアを考えるにあたって、ドゥルーズの時間軸に関する議論を、作品作りのための補助線としたそうだ。

今回の作品を観てほしいのは、普段演劇を見ている人はもちろん、あまり演劇を見ない人たちにこそ、見てほしく、自分と近しい人たちだけではなく、少し自分と違った価値観を持っている人に見てもらうことで、「そういう考え方があるのか」と新しい視点を与えたいとおっしゃっていた。

稽古場にお伺いして、演出効果や作品そのものについてのお話など、非常に刺激的な作品だった。演劇のメインストリームの外側にいる人にこそ、心に刺さるような作品になるのだと思う。映像配信であるということをメタ的に使い、鏡原さんならではの視点で制作された『止まる⇄跡』は、2021年11月5日から7日まで、予約制生配信にて上演される。必見だ。

(どらま館制作部 鈴木南音)

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