
概要
昨年度の『どらま館照明技術講習【プラン編】』に引き続き、今年度も照明家の岩城保さんをお招きします。どらま館で上演されるリーディング公演『ロリエ・ゴードロが目覚めた夜』に併走して、岩城さんとともに仕込みから場当たり、そして本番までを体験し、舞台照明デザインをどのようにして実践に落とし込んでいるのかを学びます。
将来的に照明ブランを作成したい方、現在プラン作成に悩みを抱えている方はぜひご参加ください。
講師コメント
「照明機材の扱いは学んだが、どこに吊ってどっちに向ければいいのかがわからない」と悩む若い照明家が多いと聞きます。いっぽう、演出家をはじめ照明以外の立場で舞台に関わる人からは、「照明について断片的には知っているが、全体の仕組みがつかめない」といった声が聞かれます。
この講座では、こうした問いに対して、何らかの「正解」や「パターン」を示すことはしません。そのかわりに、照明の効果はそもそも何によって生み出されるのか、照明にできることは何か、照明プランはどのような順序で考えれば良いかといった問いを軸に、全体を一つの流れとして解説します。正解を覚えるのではなく、自分なりの答えを見つけるための考え方を知る、これをこの講座では目指します。(岩城保)
スケジュール
[ 1 ] 2026/12/2 (水) 仕込み 10:00~14:00(~22:00まで見学可)
[ 2 ] 2026/12/3 (木) 場当たり 13:00~17:00
[ 3 ] 2026/12/3 (木) ゲネプロ 19:00~21:00
[ 4 ] 2026/12/4 (金) 講義と質疑応答 17:30~19:30
[ 1 ] 仕込み
仕込みを体験します。
[ 2 ] 場当たり
参加者にはインカムを共有します。岩城さんとオペレーターのやり取りをインカムにて聞きながら場当たりを見学し、どのようなやり取りや修正が行われるのかを確認します。
[ 3 ] ゲネプロ
仕込み、場当たりを経てどのような明かりとなったのかを確認します。
[ 4 ] 講義
照明デザインをどう実践に落とし込むのか、その理論について講義形式で学びます。
[ +α ] 稽古場見学
稽古場を見学し、岩城さんが作品から実際にどのように照明をデザインするのか体験します。(日程調整中・希望者のみ)
コース
参加日時について、以下の三つのコースから選択していただきます。
Aコース: [ 1 ] , [ 2 ] , [ 3 ] , [ 4 ] (定員5人)
※照明プラン作成の経験がある方、将来的に照明プランを作成したい方対象
※仕込みに参加いただくことになるため、どらま館のような高さのある劇場での吊りこみ経験を必要とします。
Bコース: [ 2 ] , [ 3 ] , [ 4 ] (定員15人)
※照明プラン作成の経験がある方、将来的に照明プランを作成したい方対象
Cコース: [ 3 ] , [ 4 ] (定員30人)
※舞台照明に関心のある方対象
※原則として記載の時間に参加できる方を対象としますが、部分的に参加が難しいご予定などがある方は申込時に備考欄にご記入ください。
※稽古場見学(日程調整中)を希望される方は、申込時に備考欄にご記入ください。
※講義の内容上、ゲネの参加が難しい場合には、公演初日の観劇(有料・別途要予約)を推奨します。
リーディング公演『ロリエ・ゴードロが目覚めた夜』
会場
早稲田小劇場どらま館
担当講師
岩城保(いわき たもつ)
1964年生まれ。大学生時代に舞台照明サークル(ICU照明委員会)に所属、1986年からプロ。
1990~2012年は劇団青年団(平田オリザ主宰)に専属照明家として所属。「静かな演劇」と言われる舞台において「色も使わず変化もしない単に明るいだけの照明」を追求したことで知られる。2013年からはフリーランスで活動。
日本大学芸術学部・四国学院大学社会学部・埼玉県立芸術総合高校で非常勤講師をつとめる。
(公社)日本照明家協会理事・広報委員Web作業部会長。神奈川県相模原市在住。
著書:『新・舞台照明講座 光についての理解と考察』(レクラム社 2022)『舞台照明デザインを考える』(レクラム社 2026)
料金
無料
対象
舞台照明に関心のある方。
ただし、多くのご応募をいただいた場合は、学生の方を優先させていただきます。
予約
こちらから
お問い合わせ
[email protected](どらま館制作部)
制作:桑原杏弥(劇団木霊)
主催:早稲田小劇場どらま館
協力:文芸娯楽館












