概要
失われた ゲ を求めて ~「らしげ」なシーンを作る会~
ゲ であることが好きです。
演劇を見ていて 楽しげ、切なげ、意味ありげ……なシーンが出てくるとそれだけで、
安易にワクワクしちゃいます。
実のある物語や心情描写がなくても、なんだかドラマを匂わせる「らしげ」な景色からは
ダイレクトかつスピーディーに演劇の喜びをもらえる気がするんです。
まるでフライドチキンを皮だけ食べるような。
そんな楽しみ方はちょっと卑しい、と思います。
作り手としては不誠実な態度かもしれない。
だけど実際チキンは皮がうまいし、あとから思い出すのは皮の味です。
そんなおいしさは本質的じゃない気がする。
だけど、初めて演劇に感動したあのとき、物語よりもまず劇的な匂いに酔っていたんじゃないか。
(僕はたぶんそうでした)
だから今回は開きなおって「らしげ」なシーンの断片だけを作ってみようと思います。
物語とか構造とか関係性の移ろいとかは一旦、脇へ置かせてください。
ぼんやりと、でも確実に漂う「らしげ」から、なんだかドラマを想像してみます。
それでも本当に演劇はおもしろいのか?
「ゲ」であるとは、何なのか……?
行儀の悪い実験ですが、みんなで試してみたいです。
ご参加お待ちしています!
岡本セキユ
開催期間
2024年3月8日(金)〜2024年3月10日(日)
募集要項
一緒に「らしげ」なシーン作りをしてくれる方を募集します!
【内容】
全3回で演劇の「らしげ」なシーンを作ります。
「らしげ」とは何だろう、ということから話し合いたいです。
岡本セキユがファシリテーターの役割をします。
でも、明確な答えを持っている訳ではないので、一緒に手探りしてもらえると嬉しいです。
【応募条件】
特にありません。
ただし、下記のガイドラインをお読みの上、遵守いただくようにお願いします。
どらま館主催イベントにおけるコミュニケーション・ガイドライン【ver.1:2024_0202更新】
【日時】
① 3月8日(金)17時~21時・・・「らしげ」なシーンを考える(アイデア出しなど)
② 9日(土)17時~21時・・・「らしげ」なシーンを考える(具体的に)
③ 10日(日)13時~19時・・・「らしげ」なシーンを稽古・上演する
※1回だけでも、複数回参加でも大丈夫です。遅入り、早抜けも可です。
※最終日には一般の方も観覧できる形で発表会を予定しています。
実演に参加したくない場合は、その旨お知らせください。
【会場】早稲田小劇場どらま館
【定員】各回5名
【参加費】無料(交通費・謝礼等はお支払いできませんのでご了承ください)
【応募方法】募集フォームよりお申込みください。各回前日まで受け付けます。
【お問い合わせ】 [email protected] (岡本セキユ)
プロフィール
2013年教育学部入学。在学中は劇団森に所属。また、
ガイドライン
本イベントは『早稲田大学におけるハラスメント防止に関するガイドライン』および『どらま館主催イベントにおけるコミュニケーション・ガイドライン』に則って開催いたします。
以下のリンクから書面を開き、ご参加の前にご一読いただきますようお願いいたします。