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隣の国の素敵な友達と…… 韓亜(ハナ)高校 第17回国際シンポジウム

高等学院が主催する国際交流プログラムのなかで最もハードなものは、この韓亜(ハナ)高校国際シンポジウムです。参加者に求められる英語力の高さ、調査能力の高さ、異文化コミュニケーション力の高さは、普段の学校生活ではほとんど求められない、妥協が許されないレベルのものです。そして4ヶ月間に及ぶ準備期間の長さも、参加者にとって厳しいチャレンジです。しかし、それをやり遂げた先に得られるのは、優れたコミュニケーションスキルと、そして何より、日本国内と東アジア各国のエリート校にまたがる素敵な友達のネットワークです。

このプログラムは、韓国ソウルにある韓亜(ハナ)高校(高等学院の提携校)で毎夏5日間にわたって行われる国際シンポジウムです。今年度で17回目の開催となります。使用言語は英語です。今年度のシンポジウムには韓国、日本、中国、タイ、インド、ブルガリアから320名の高校生が参加しました。日本からは、鷗友学園女子高等学校、海陽学園高等学校、筑波大学付属高等学校、学習院高等科、早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学高等学院が参加しました。高等学院からは9名の生徒が参加しました。

2年          平田君

2年          堀瀬君

2年          荒木君

2年          日野君

2年          坂井君

1年          森田君

1年          山中君

1年          謝君

1年          長浜谷君

引率          和田(英語科)  榎本(国語科)

 

本番は5日間ですが、その準備期間は4ヶ月あります。参加者は約4ヶ月かけて議題についてリサーチを深め、その結果を論文として提出します。この間毎月、日本の参加校同士での研修会が設定されます。そして7月下旬のシンポジウム本番において、論文の内容を発表し、パネルディスカッションを行います。各会場では2チームがそれぞれ発表を行った後、質疑応答を含めたディスカッションを行います。この一連の流れ(リサーチ、論文執筆、プレゼンテーション、ディスカッション)の全てに、英語で対応できる生徒のためのプログラムが、韓亜(ハナ)高校国際シンポジウムです。

今年度の議題は”Human agency in a changing world”でした。この議題のなかで高等学院から派遣した3チームが設定したトピックは、それぞれ次の通りです。3チームとも論点を掘り下げ、論文を執筆し、プレゼンテーション・ディスカッション・質疑応答を行いました。かなりの努力とその成果が見られました。

  • Restoring Civic Agency: An Empirical Analysis of X’s Community Notes
  • Countdown to the Singularity: Decline of “Human Agency” through a Chronological Analysis of Risk-Based Cases
  • Critical Thinking in Debate: The Impact of Debate Experience and Generative AI

5日間のプログラムには、生徒同士の交流プログラムがたくさん含まれています。ハナ高校生宅でのホームステイ、文化交流のパフォーマンス、多国籍グループに分かれてソウル市街を探検する研修、などを通じて生徒たちは友好を深めていました。シンポジウムに集まる東アジアの生徒たちはみな本当に魅力的だったようで、次のような感想がありました。

 

「ルームメイト以外の人とたくさん知り合い、交流できた貴重な機会になり、忘れられない思い出になりました。現地の学生と美術館を回ったり、王道の観光を楽しんだりして、カラオケやプリクラで同年代の人の日常に入り込むこともできて、本当に楽しくて、論文やパネル準備の大変さが全て吹き飛びました。」

 

「私はバディのお家とその周りを探索させてもらって、観光では絶対に経験することのできない韓国の日常感を体験させていただき、特別な日になりました。他の参加者の話を聞いても、各々が素敵な時間を過ごしていて、シンポジウム後もとても充実していました。バディのご家族にも本当に良くして頂き、感謝でいっぱいです。」

 

「学校に篭っていてはできない経験をすることができました。良くも悪くも今まで私は学校という狭い守られた世界に生きていたのだと気づき、最初は弱気になってしまいましたが、チームで乗り越え、自信を持って本番を迎えることができたように思います。本番のスピーチはいつのまにか楽しくなるくらい、自分たちの中で練習を重ね、確実なものにできたからだと思います。同じ目標を持ったチームメイトと達成に向かって進んでいくという感覚がとても嬉しかったです。」

過去の韓亜(ハナ)高校国際シンポジウムに参加した生徒たちは、その後、大学で、社会で、それぞれに大きく飛躍しています。年間留学に挑戦する者から、NPOを立ち上げる者、起業する者まで、シンポジウムでの経験とネットワークを核にして、めざましい活躍を続けています。

 

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