早稲田大学高等学院では、卒業生の皆さまからのご支援(指定寄付金)に対して3つの受け皿をご用意しています。皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。
高等学院では現在、実社会を見据えた実践的な学びをとおして生徒たちの「進取の精神」を涵養すべく、新たな教育活動への取り組みを進めております。これらの活動を展開するうえで必要な支援を行うべく、従来から学院全体や各部に対して頂戴してまいりました指定寄付の枠組みの中に、新たに実践的教育活動支援に特化した受け皿を設けることにいたしました。
具体的な活用計画は以下のとおりです。
高等学院卒業後、早稲田大学理工学部を経て、同理工学研究科修了直後にデザイン会社nendo(ネンド)を立ち上げ、世界を舞台にデザイナーとして第一線で活躍する佐藤オオキ氏(47期生)および氏が代表を務める有限会社nendoの協力を得て、「デザイン」と「ものづくり」の実際の習得を基礎とした「nendo留学」(インターンシップ)を実施し、企業の実務全般を体験しながらデザイン、アントレプレナーシップ、インターナショナルなどをキーワードとして、各自の関心に応じて挑戦する取り組みを行う。
早稲田大学高等学院は、早稲田大学の建学の理念と旧制高校の伝統を受け継ぐとともに自由な学風を活かし、学院生が主体的・創造的にあらゆることに挑戦し、相互に臆することなく切磋琢磨する場を提供し続けてきました。「VUCA(変動、不確実、複雑、曖昧)の時代」と言われる現在、自由闊達な伝統と学風の礎を有する高等学院こそが、次世代の若者とともに今の時代を切り拓き、次の時代を創造する事業に取り組みうると確信します。
高等学院は、進取の精神に満ちあふれ、それを実践する気概と知恵を持った学院生の育成に向けて、従来の学校教育の観念を打ち破る新しい教育に挑戦します。学院生が主体的に、学校・国家などの境界を越え、現実の世界のリアルな問題に今を生きる人々とともに関わり、現場から学び、知的に探究し、挑戦し、コミットして、変転著しい世界にあって「独立した個」として成長することを目指します。そして、早稲田大学の建学の理念と精神を今に活かし、学院生の進取の精神が発揮される高等学院ならではの教育機会の創造を進めます。
学院生を主体とした新しい教育機会を創造する試みに、ご理解、ご支援をお願いいたします。
2017年12月 早稲田大学高等学院長 本杉 秀穂
専用サイトよりお振込みいただけます。
高等学院のお問い合わせフォームに、専用振込用紙をご請求ください。
ご寄付の際は、指定先欄に
のいずれかをお示しください。
高等学院への指定寄付金に限らず、早稲田大学へのご支援をお考えの方は専用サイトをご参照ください。