この秋はお二人の先生による対談です。先生たちからどんなお話が飛び出すのかお楽しみに!
プログラム
10月11日(火)15:00~16:30 「文学研究の入り口としての図書館」
話者:奈倉有里先生(翻訳家、本学非常勤講師)
八木君人先生(文学学術院准教授)
場所:中央図書館2階コモンズ2 ※同時配信も実施します。
中央図書館の入口には、「QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO(知恵の何たるかを読むことによって学べ)」という大カトーの言葉が金色で彫られています。そう、わたしたちにとって図書館は本や雑誌、新聞はもちろん、電子データベースやマイクロフィルム、視聴覚資料などから、膨大な知識や知恵を得るための施設です。
けれどもこうした「必要」とは別に、図書館がひとつの「場所」であることもまた、実は重要であるように思います。ひとりで勉強したり、声を交わして議論をしたり、涼んだり暖をとったり、時間をつぶしたり、うとうとしたり……そのとき図書館は、たんなる情報センターではなく、わたしたちの生身がじかに触れ、居心地を感じている場所になっています。
この対談では、ロシア文学にかかわってきたふたりが、なじみのあるロシアの図書館を紹介しながら、早稲田大学図書館はもちろん、日本の公共図書館などを含めた「場所としての図書館」について考えていきます。くわえて、それぞれの文学研究と図書館との接点についても語っていきたいと思います。当日は、みなさんと作り上げる声と言葉の「場所」を楽しみにしています。

奈倉有里先生

八木君人先生
お申込み方法
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会場参加お申し込み ※ご参加頂ける方は、本学の学部学生・大学院学生・教職員となります。
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主催・担当
早稲田大学図書館 利用者支援課
お問い合わせ
E-mail: ask-lib(at)list.waseda.jp *(at)を@に読みかえてください。