早稲田大学が提供する、オープンアクセス(OA)論文の出版支援制度(Read&Publish)の情報をご案内します。出版社との契約により、OA論文を出版する際の費用(APC)が免除となる場合、また割引が適用される場合がありますのでご注意ください。
また、各出版社の適用条件等については、2024年から2025年にかけて変更となっている可能性がございますので、必ず論文投稿時および受理時に各制度の詳細案内をご確認ください。
出版社 | 契約期間 | APC | 適用枠 | 注意事項等 |
Cambridge University Press | 2020 – 2025 | 免除 | 無制限 | |
Elsevier B. V. | 2024 – 2026 | 免除 (一部割引) |
上限あり | ・一部のジャーナルはAPC割引となりますのでご注意ください。 |
Oxford University Press | 2023 – 2025 | 免除 | 上限あり | |
Springer Nature | 2023 – 2025 | 免除 | 上限あり | ・システム上での登録に加えて、必ず「早稲田大学 著者向けガイド」に従って、指定期間内にOA出版およびAPC免除申請の意思確認に係る手続きが必要となります。 |
Taylor &Francis [NEW!] |
2025 – 2026 | 免除 | 上限あり | ・2025年開始 |
Wiley [NEW!] |
2025 – 2025 | 免除 | 上限あり | ・2025年開始 |
RSC (Royal Society of Chemistry) [Update] |
2023 – 2025 | 免除 | 上限あり | ・2025年延長 |
※「IOP Publishing (IOPP)」のRead&Publishにつきましては、2024年をもって契約終了となりました(2025年は購読のみの契約)。
【ご参考】その他の論文掲載費用に関する支援制度情報(「学術論文に係る補助制度」、「ハイ・インパクトジャーナル掲載支援」)
- Read & Publishモデルとは?
「学術雑誌へのアクセス料(購読料)」と「論文著者が学術雑誌へ論文をOA出版する際に支払う費用」をセットにした契約モデル。契約締結時に、大学等の学術機関が購読料とOA論文出版料を包括的に支払うことにより、論文著者のOA論文出版時の費用が免除(または割引)される。 - オープンアクセス(OA)とは?
電子コンテンツへのアクセスに料金を課さず、ウェブ上で無料提供すること。また、そのようにして公開されたコンテンツを指す。学術雑誌においては、掲載されるすべての論文がOAである「フルOA誌(Full OA)」と、著者が希望した論文のみOAとなる「ハイブリッドOA誌(Hybrid OA)」が存在する。 - APCとは?(Article Processing Charge:論文掲載料)
著者がOAでの出版を希望した場合には、OA論文出版費用としてAPCが必要となる。フルOA誌またはハイブリッドOA誌のいずれかへ投稿する論文について、OAで利用できるようにするための費用である。
◆問い合わせ先◆
早稲田大学 図書館資料管理課(電子資料担当)
Email: e-resource(★)list.waseda.jp / ※(★)を@に読みかえてください