期間 : 2014年10月09日(木)
早稲田大学図書館の貴重資料の魅力を語る。
早稲田大学図書館には古今東西の貴重な資料がたくさん所蔵されています。
今回、図書館によるイベント”Library Week”の一企画として、図書館資料管理課長の小林邦久が
「文字の獄 ― 館蔵資料を通してみる清代禁書の背景」というテーマで、中国古籍の形態や中国近世の出版の概要をはじめ、清代禁書に関わる諸々の事柄(作り手の末路や書物の末路、四庫全書の編纂など)について、実物を紹介しながらお話します。
早稲田大学図書館所蔵の貴重な資料を身近に感じることのできる貴重な機会に是非ご参加ください。
話者プロフィール
小林 邦久(こばやし くにひさ)
昭和35年(1960)2月生まれ
昭和59年(1984)4月、早稲田大学職員司書職として就職。
早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(東洋哲学)。
現在、図書館資料管理課長。
主要業績
・「『羽生菅公廟梅樹記』訳注 (亀田鵬斎の碑文<特集>)」(「中国古典研究」第30号、1985)
・「敦煌古写本の影印叢書」(「ふみくら 早稲田大学図書館報」第44号、1994)
・「清末民初の通俗文学と『風陵文庫』」(早稲田大学中国文学会第26回秋季大会 講演、2001)
・「早稲田大学図書館に所蔵される中国民間版画資料について」(「日中藝術研究」第38号、2012)
・「中国民間版画資料の収蔵と画像データベースのWeb上公開」(「フルカラーで楽しむ中国年画の小宇宙 : 庶民の伝統藝術」三山陵 編著 勉誠出版 2013)
開催日時・会場
開催日:2014年10月9日(木)
※開場は16:00から
お申込み方法
以下のボタンをクリックし、必要事項を記入して申請して下さい。
※ご参加頂ける方は、本学の学部学生・大学院学生・教職員となります。
※当日会場に直接お越し頂く事も可能ですが、席に限りがありますので、事前予約をおすすめします。
Library Weekトークイベント「早稲田のたからもの」
は次のようなプログラムで、4日間、様々な話者を迎えて実施します。
10月6日(月) 「開巻有益-中国古籍小話」 (図書館資料管理課 高木理久夫氏)
10月7日(火) 「古文書・古典籍に親しむ~実物から学ぶ研究法と取り扱い方~」 (戸山図書館担当課長 藤原秀之氏)
10月9日(木) 「文字の獄 ― 館蔵資料を通してみる清代禁書の背景」(図書館資料管理課長 小林邦久氏)
10月10日(金) 「西洋古版本『ニュルンベルク年代記』の魅力」(教育・総合科学学術院 教授 雪嶋宏一先生)
主催・担当
早稲田大学図書館 利用者支援課
お問い合わせ
E-mail: ask-lib(at)list.waseda.jp *(at)を@に読みかえてください。