
会場 : 早稲田大学総合学術情報センター2階展示室
時間:10:00~18:00
閉室:日曜日、但、5月25日(日)6月22日(日)は開室(17時まで)
主催:中世文学会/早稲田大学図書館
日本中世文学に関する全国最大規模の学会である「中世文学会」の春季大会が本学で開催されるにあたり、記念展示「そして能がうまれた。」を学会、図書館の共催で開催いたします。
周知のように「能」は、十五世紀初頭に世阿弥によって大成されて以来、今日までほぼかわることなく演じ続けられ、また後の世の文学、芸能にも大きな影響を 与えてきました。そしてその「能」も、それ以前の文学、芸能の影響のもとに生み出された中世芸能の大輪の花だといえるでしょう。今回はそうした「能」以前 の和歌、連歌、物語等に着目し、今日まで続く「能」の源流をたどってゆきます。
古典芸能の中でも馴染みにくい感じがする「能」ですが、本展示を通じて少しでも親しみと興味を持っていただければ幸いです。
開催にあたり、貴重な資料を出陳してくださった吉田文庫の吉田ゆき様、本学の演劇博物館に心より御礼申し上げます。吉田文庫は新潟県に所在し、本学史学科 の草創期を支えた吉田東伍の生家に伝わる貴重な資料を所蔵しています。『大日本地名辞書』の編纂で歴史・地理学者として有名な東伍ですが、『世阿弥十六部 集』の発見・公刊など近代能楽研究でも大きな成果をあげた人物です。今回、中世文学会代表の竹本幹夫教授が文庫の調査研究にあたっているご縁で、資料をご 提供いただけることとなりました。
さまざまな文学作品が「能」の成立へとつながり、またそこから新たな生命を生み出してゆく過程を、どうぞごゆっくりお楽しみください。
周知のように「能」は、十五世紀初頭に世阿弥によって大成されて以来、今日までほぼかわることなく演じ続けられ、また後の世の文学、芸能にも大きな影響を 与えてきました。そしてその「能」も、それ以前の文学、芸能の影響のもとに生み出された中世芸能の大輪の花だといえるでしょう。今回はそうした「能」以前 の和歌、連歌、物語等に着目し、今日まで続く「能」の源流をたどってゆきます。
古典芸能の中でも馴染みにくい感じがする「能」ですが、本展示を通じて少しでも親しみと興味を持っていただければ幸いです。
開催にあたり、貴重な資料を出陳してくださった吉田文庫の吉田ゆき様、本学の演劇博物館に心より御礼申し上げます。吉田文庫は新潟県に所在し、本学史学科 の草創期を支えた吉田東伍の生家に伝わる貴重な資料を所蔵しています。『大日本地名辞書』の編纂で歴史・地理学者として有名な東伍ですが、『世阿弥十六部 集』の発見・公刊など近代能楽研究でも大きな成果をあげた人物です。今回、中世文学会代表の竹本幹夫教授が文庫の調査研究にあたっているご縁で、資料をご 提供いただけることとなりました。
さまざまな文学作品が「能」の成立へとつながり、またそこから新たな生命を生み出してゆく過程を、どうぞごゆっくりお楽しみください。
早稲田大学図書館