The Hirayama Ikuo Volunteer Center, Waseda University (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【開催レポート】フードバンクボランティア ~フードロスを学び、体験しよう!~

【開催レポート】フードバンクボランティア ~フードロスを学び、体験しよう!~

WAVOC学生スタッフリーダー(SSL) 油井愛理

2026年8月4日(火)に公益社団法人フードバンクかながわにご協力いただき、フードバンクボランティアを実施しました。
WAVOCとしては2024年度・2025年度に続き、3度目の実施となり、今回は留学生を含む12名の学生が参加しました。本レポートでは、当日の様子と参加者の声をお伝えします。

フードバンクの役割を学ぶ

まず、フードバンクかながわの職員の方からフードバンクについてのレクチャーを受けました。

フードバンクかながわは、「もったいない」を「分かち合い」、そして「ありがとう」へつなぐことを理念に掲げ、食品ロスの削減と、地域における助け合い・支え合いの実現を目指して活動しています。

「貧困問題」と聞くと遠い問題のように感じるかもしれません。しかし、日本では直近3年間、「生活が苦しい」と答えた人が増加しており、フードバンクのニーズもますます高まっています。

現在、フードバンクかながわでは年間460トンもの食品を扱っており、非常に大きな規模で活動しています。一方で、それでも実際に食品を必要としている人の1割にも届いていないそうです。

このようなフードバンクを取り巻く現状だけでなく、これまでどのような活動を行ってきたのかについても紹介していただきました。

特にコロナ禍には、給食で使用される予定だったお米がフードバンクに寄贈されたり、病院にお菓子を贈呈したりと、困難な状況の中でも、さまざまな工夫を凝らして食品を必要とする人々へ届ける取り組みが行われていたそうです。

寄付された食品を仕分ける

レクチャーの後は作業場に移動し、フードドライブ品の点検・仕分け・棚入れ作業を行いました。

まず、団体・企業・個人から寄贈された食品を一つ一つ確認し、賞味期限や中身をチェックしながら仕分けをしました。

役割分担をしながら、「主食・麺類」、「副食・調味料」、「菓子・嗜好品」、「飲料・その他」の4つのコンテナに分類し、賞味期限切れや開封済みの食品は除外しました。細かな確認が必要な作業ですが、安全な食品を提供するためには欠かせません。

次に、寄贈された食品の量を記録するため、コンテナに入っている食品の個数と重さを計量しました。

最後に、食品一つ一つの賞味期限・消費期限を確認し、期限ごとに分けて棚に保管しました。

このように仕分けされた食品は、フードパントリーや子ども・地域食堂、施設・福祉・外国人支援団体等に配られ、人々の手に渡るそうです。

細かい作業も多く、はじめは手順を確認しながら進めていましたが、だんだんと参加者の連携も取れ、スムーズに作業できるようになりました。

今回は1時間程度の仕分け作業でしたが、実際に作業を体験することで、食品を必要とする人々のもとへ届くまでには、さまざまな工程があることを知りました。短い時間ではありましたが、こうした作業を日々積み重ね、食品を届ける活動を支えている職員の方々の大変さを実感しました。

参加者の声

  • 個人から届く食品は賞味期限が近いものばかりなのではないかと予想していたが、実際には賞味期限が数年先のもらい物(で自分が食べないもの)もたくさん寄付されていたので、フードバンクは寄付する側にとってもメリットのあるシステムなのだとわかった。
  • 寄贈される食品は、3食の食事に使うものをイメージしがちだが、実際にはお菓子やベビーフードなども多く見受けられ、食品支援にはさまざまな形があることに気づかされた。また、フードバンクの仕組み自体、人と人とのつながりによって成り立っていることを改めて感じた。
  • 改めて、フードロスと貧困問題を解決するためには多様なセクターとの関わりが重要であると認識できた。また、自分が将来どのような形で社会課題の解決に関わっていきたいか、改めて考えることもできた。

おわりに

今回の活動を通して、食品を必要とする人々と寄贈団体の中間に立ち、社会課題の解決に取り組むフードバンクの重要な役割を学びました。

また、フードバンクだけでなく、フードパントリーや子ども食堂、地域食堂など、食料支援にはさまざまな形があることも知ることができました。こうした活動は、フードバンクかながわをはじめ、企業、行政、地域団体、市民など多様な主体の協力によって支えられています。

今回の活動をきっかけに、食品ロスや貧困の問題を自分ごととして捉え、自身にできることや将来の関わり方について考え続けていきたいと思います。

本活動にご協力いただいたフードバンクかながわ様、そして活動に参加した学生ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

WAVOCでは、今後も学生がボランティア活動を通じて地域や社会の課題に向き合い、学びを深められる機会をつくっていきます。皆さまのご参加をお待ちしています。

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