【開催レポート】WAVOCボランティア・カフェ⑨「大学生×復興支援」/「能登と東北と大学生と。〜2つの地域で歩んだ道のりとその先〜」
WAVOC学生スタッフリーダー(SSL) 油井愛理・川邊なつき
ソーシャルビジネス起業プロジェクト
2026年3月24日(火)に、第9回WAVOC ボランティア・カフェ「大学生×復興支援」を開催しました。
今回のイベントは、WAVOCが取り組む 早稲田ボランティアプロジェクトの1つである「ソーシャルビジネス起業プロジェクト」(ソービズ)が中心となって開催し、被災地でボランティア活動を行う学生が多く集まり、「災害支援のフェーズ」という切り口から、被災地でのこれまでの歩みと、これからの関わり方を共に考えました。

災害ボランティア経験の共有
はじめに、参加者がそれぞれ経験してきたボランティア活動を付箋に書き出しました。付箋には様々な活動が書かれましたが、異なる地域、異なる時期に行われた活動であっても、「泥のかき出し」「支援物資の整理」「お茶会」「地域イベントのお手伝い」など、共通する活動も多く見られました。
続いて、ソービズより、ボランティア活動を捉え直す切り口として、発災から復興までのフェーズについて紹介しました。
緊急対応期から復旧期、再生期、さらに創造期へとフェーズが移行するにつれて、現地の課題やボランティアの役割も変化していきます。そして、地域や時期が異なっていても、同じフェーズでは類似した支援活動が行われることが説明されました。
その後、参加者は各自が書いた付箋をフェーズごとに整理し、参加者それぞれのボランティアの足跡で埋め尽くされた、大きなフェーズペーパーが出来上がりました。
完成したフェーズペーパーをもとに、自分たちの活動の意味や、これから挑戦したいことをグループディスカッションを行いました。
「学生の自分に、何ができるのだろう」
「自分の活動は、どのような意味を残せているのだろうか」
葛藤や、言葉にならない想いを抱えながら被災地で活動してきた学生が多いからこそ、ディスカッションも深まりました。

特別講義「東日本大震災から15年間の歩み」
イベントの最後には、気仙沼・陸前高田を中心に東北で15年間にわたり活動されてきたWAVOC講師の筒井久美子先生による特別講義を実施しました。
筒井先生が、実際に語り部の方からかけられた「被災者と言われると、檻に閉じ込められて、檻の外から見られている感じがする」という言葉が印象に残り、私たち自身の被災地との関わり方について深く考えさせられました。
また、被災地とは「震災が過ぎ去ってなくなるのではなく、その上に時間が積み重なっている場所」という視点は、自分の中にある被災地のイメージを改めて考え直すきっかけとなりました。

参加者の声
当日は16名が参加し、参加者・団体の皆さんから以下のような感想がありました。
- さまざまな経験を持つ学生と交流する中で、多くの刺激を受けました。また、これまでの活動を、「災害支援のフェーズ」を切り口に可視化することで、能登や東北のこれからに引き続き関わっていきたいと、改めて強く感じました。
- 自身の経験を振り返るとともに、他のフィールドで災害ボランティアをしている方のお話を聞くことができ、有意義な時間になりました。
- 時が進むにつれて被害の様子は見えなくなっていきますが、見えなくなったものにも目を向け、心を寄せられる人になりたいと感じました。
- 他者に被災地の話をする際に、被害のことのみを伝えるのではなく、その地域の様子や、そこに暮らす人々のことも伝えられるようにしたいと思いました。
終わりに
WAVOCでは、今後もボラカフェを随時開催していきます。
ボラカフェは、当日参加や友達同士での参加も大歓迎です!参加者はボランティア経験がある人もない人もさまざまです。 学生同士で和やかな雰囲気のなか、相談・交流ができる場ですので、ぜひ気軽にご参加ください!!
関連情報
【一緒に活動してくれるメンバー、募集中!】
学生サークル「ソーシャルビジネス起業プロジェクト」では随時、メンバーを募集しています。
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