【開催レポート】生物多様性を守ろう!外来種引き抜きボランティア
2026年6月7日(日)、狭山丘陵パートナーズの皆さまのご協力のもと、狭山公園において外来植物引き抜きボランティアを実施しました。当日は学生3名が参加し、「セイタカアワダチソウ」の除去作業に取り組みました。
狭山公園の自然を守るために
今回の活動は、狭山公園の豊かな自然環境を守ることを目的として実施されました。狭山公園には多様な動植物が生息していますが、外来植物が繁茂することで、在来植物の生育環境に影響を及ぼすことがあります。
活動のはじめに、狭山丘陵パートナーズのご担当者から、狭山公園の自然環境や外来種問題について説明を受けました。参加した学生たちは、地域の自然環境が多くの方々の継続的な保全活動によって支えられていることを学びました。
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「セイタカアワダチソウ」ってどんな植物?
今回除去したセイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の外来植物です。繁殖力が強く、秋には鮮やかな黄色い花を咲かせることから、多くの人にとって見覚えのある植物ではないでしょうか。
一方で、セイタカアワダチソウには、根などから他の植物の生育に影響を与える物質を放出する「アレロパシー」という性質があるとされています。そのため、場所によっては在来植物の生育環境に影響を及ぼし、生物多様性の低下につながることが懸念されています。
説明を通して、参加した学生たちは、外来植物が地域の生態系に及ぼす影響や、自然環境を守るための保全活動の重要性について理解を深めました。

セイタカアワダチソウの引き抜きに挑戦
説明の後は、実際にセイタカアワダチソウの引き抜き作業を行いました。
一見するとさまざまな植物が入り混じって生えているため、最初はどれがセイタカアワダチソウなのか迷う場面もありましたが、特徴を教わりながら作業を進めました。
今回除去したセイタカアワダチソウは、まだ背丈が低く、比較的容易に引き抜くことができました。一方で、成長すると根が張り、除去にはより多くの労力が必要になるとの説明も受けました。学生たちは、外来植物対策において早い段階での作業が重要であることを学ぶとともに、自らの手で対象種を取り除き、作業範囲の景観が変わっていく様子から、活動の成果を実感していました。
また、作業中には公園を訪れた近隣の方々から「ご苦労さま」「ありがとう」と温かい声をかけていただく場面もありました。参加した学生たちは、自分たちの活動が地域の自然環境を支えることにつながっていることを実感し、大きなやりがいを感じていました。
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継続的な保全活動の大切さを実感
今回の活動では、継続的な保全活動の大切さを感じる場面もありました。
昨年度の外来種引き抜きボランティア活動では、同じ狭山公園でキショウブの引き抜き作業を行いました。キショウブも繁殖力の強い外来植物の一つであり、在来植物の生育環境に影響を及ぼすことから、除去活動が続けられています。
今年度の活動時には、昨年度にキショウブを引き抜いた場所で、その姿を確認されませんでした。地域の方々やボランティアによる地道な取り組みが、着実に自然環境の保全につながっていることを実感する機会となりました。
参加者の声
・植物や外来種に関する知識が深まり、普段目に見えないところで環境を支えている人たちがいることを実感した。
・地域の方々から感謝の言葉をいただき、自分の活動が成果として目に見える形で分かるため、とてもやりがいを感じた。
・たくさんの植物が生い茂る中から対象となる外来植物を見つけ、根ごと引き抜く作業が楽しかった。活動後にはセイタカアワダチソウの姿が目立たなくなり、活動の成果を実感することができた。
・セイタカアワダチソウがアレロパシーによって在来植物の生育に影響を与えることを知り、外来植物がなぜ問題になるのかを具体的に理解することができた。また、公園の自然環境が保たれているのは、保全活動を続けている方々のおかげであることを学んだ。

おわりに
今回の活動を通して、参加した学生たちは、外来種や自然環境保全に関する知識を深めるだけでなく、地域の自然環境が多くの方々の地道な努力によって支えられていることを学びました。自然環境を守る活動に自ら参加し、その成果を実感できる貴重な機会となりました。
本活動の実施にあたり、ご指導・ご協力いただいた狭山丘陵パートナーズの皆さま、また温かく見守ってくださった地域の皆さま、誠にありがとうございました。
WAVOCでは、今後も学生が地域や社会の課題に向き合い、学びを深めることのできるボランティア活動を提供していきます。皆さまのご参加をお待ちしています。








