【開催レポート】WAVOCボランティアプレゼンコンテスト2025
学生スタッフリーダー 油井 愛理
2025年4月3日(木)に、WAVOC主催「ボランティアプレゼンコンテスト2025」を開催しました。
「ボランティアプレゼンコンテスト」では、国内外の様々な地域で活動する早稲田大学の学生ボランティアサークルが、テーマに基づいてプレゼンテーションを行います。
今年度のテーマ、『〇〇〇〇〇(サークル名)×社会貢献×学び』に基づき、サークルの活動内容と理念から始まり、これまでの活動を振り返りながら、創意工夫、社会貢献度、学びや気づき、チャレンジ目標について発表していただきました。
どのサークルもこれまでの活躍やその裏にある悩み・葛藤等を含め、活動に対する熱い想いを発表しましたが、本レポートでは、19サークルのうち見事優秀賞に輝いた3つのサークルの発表をご紹介します。
※ボランティアプレゼンコンテストの詳しい実施要項に関してはこちらをご覧ください。
また、プレゼンコンテスト2025の動画はこちらからご覧ください。
優秀賞① 学習支援サークル BORDER FREE
“教育格差の是正”を活動理念に、子ども達への学習支援を行うBORDER FREEは子ども達の笑顔を増やしたいという想いのもと活動するサークルで、昨年度に続いての優秀賞受賞となりました。
問題の現状を詳細に捉えたうえで考え出したアプローチは経験に基づいているからこそ、子ども達のことを最優先に考えられており、ボランティアの意義についても考えさせられました。今回の発表を聞き、教育格差に対する問題意識が高まった人も多いのではないでしょうか。
「学習支援サークル BORDER FREE」の発表の様子はこちらから
優秀賞② 思惟の森の会
思惟の森の会は田野畑村で農業、林業、漁業、地域交流を行い、夏休み等長期休業期間には村に泊まり込みながら山の手入れや村の方々のお手伝い等を主として活動しているサークルです。
村の方々と長期的かつ密接に活動を行うからこそ出てきた葛藤から学びを得て、今後の活動に活かしていこうという熱い姿勢を感じました。また、「思惟の森推進宣言2024」「森林インストラクターの取得」といった、新しいことに挑戦していきたいという強い想いが伝わってきました。
思惟の森の会の発表の様子はこちらから
優秀賞③ 環境ロドリゲス
多様なアプローチから環境問題の解決に貢献するため、環境ロドリゲスのなかでも「環境×○○」というテーマごとに分かれて活動しているところが特徴のサークルです。
「環境負荷の少ない資源循環」を目指し、具体的な数字を用いながら分析した環境問題やサークルの活動について発表していただきましたが、特に箱を設置し、大学内で回収したペットボトルキャップを用いて作成した櫛の実物はペットボトルキャップから作られたとは到底想像がつかないものでした。
環境ロドリゲスの発表の様子はこちらから
優秀賞を受賞された3サークルの皆様、おめでとうございます!
授賞式の際のコメントでは、どのサークルも「今回の発表に向けて行った振り返りを今後の活動に活かしていきたい」という強い向上心を宣言していたのがとても印象的でした。
全てのサークルの発表を通し、5分という短い時間のなかでも、過去の学びを活かし、挑戦し続ける姿を見せていただき、自分達の活動に誇りを持ちながら活動するサークルの皆様はそれぞれの課題解決の最前線にいるように感じました。
19のサークルは取り組む社会課題やテーマは異なるものの、困難に直面しながらも最大限の努力をし、問題解決を目指す点では共通している点に、改めてボランティアサークルの魅力を感じました。
また、サークルでの活動かに関わらず、今後どのようなボランティアを行うにあたっても必要な姿勢や心持ち等を学ばせていただきました。
改めまして「WAVOCボランティアプレゼンコンテスト2025」にご参加いただいたサークルの皆様、個性溢れる素敵な発表をありがとうございました!
来年度の「WAVOCボランティアプレゼンコンテスト2026」にもご期待ください。
参加されるサークル・熱い発表を間近で見たい観覧者の皆様、お待ちしております。
【2025年度出場サークル】
1.気仙沼チーム
2.学習支援サークルBORDER FREE
3.MetaSphere
4.関東中高まなびプロジェクト
5.ボルネオプロジェクト
6.田舎留学プロジェクト
7.ラオス学校建設教育支援プロジェクト~スーン~
8. チャータースクールへの教育支援~ハワイ編~
9. つぼみプロジェクト
10. びよーんど
11. 狩り部
12. WHABITAT
13. 農楽塾
14. ロータリーの会
15. 環境ロドリゲス
16. まつだい早稲田じょんのびクラブ
17. 思惟の森の会
18. 無国籍ネットワークユース
19. BAM部