The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【学生リーダーレポート】東京オリンピックボランティア体験レポート

【学生リーダーレポート】東京オリンピックボランティア体験レポート

学生リーダー 鈴木渉悟

2021年7月24日から31日まで、東京オリンピックのボランティアに参加しました。サッカーの会場であり、数少ない有観客開催となった宮城県の宮城スタジアムで活動を行いました。

私がボランティアに応募したのは高校2年生の時でした。活動当日までの約4年間で、オリンピックの歴史やボランティアとしての心構えを学ぶための研修が何回も行われました。コロナ禍では自宅で勉強できるように手話や英語の講座ができるようになり、延期した期間をさらに有効活用できるような工夫がされていました。

当日の私の所属は、会場内で活動するField Castのイベントサービスチームでした。観客の案内や写真撮影などが業務の中心でした。会場の入り口付近を通る家族や夫婦に声をかけ、サッカーのピクトグラムの下でお客さんの思い出となる写真をたくさん撮ることができました。どのお客さんもオリンピックを観戦できることを心待ちにしており、スタッフである私もワクワクしました。会場内には、試合が始まる前から終わった後まで来場者を楽しませるための工夫がいくつもありました。例えば、3D技術やピクトグラムなどで日本らしさを表現した映像や、オリンピックのキャラクターやエンブレムがデザインされたグッズは、どれもオリンピックに来たという実感を湧かせるものでした。

有観客のありがたみを感じているのは、ボランティアや観客だけではありませんでした。私が印象に残っているのは、ピッチに入場した選手が、観客の拍手に応えるように観客席に向かって手を振っている場面です。サッカーでは唯一の有観客会場であり、選手も観客がいることの貴重さを強く感じているように見えました。

私が活動する中で、オリンピックを行うまでに多くの人が関わっていることを改めて感じました。演出や物販、会場運営など、自分より長く、深くオリンピックに関わってきた方々を目にし、オリンピックの成功の一員に加わることができたことをありがたく思いました。また、数少ない有観客会場でボランティアができたことにも感謝しています。有観客でなければできなかったお客さんとの関わりや、有観客ならではの盛り上がりや感動をその場で体験できたことは貴重な経験でした。

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