The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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東日本大震災復興支援10年企画 「気仙沼10年の軌跡~今、私たちだから考える~」開催レポート

東日本大震災復興支援10年企画
「気仙沼10年の軌跡~今、私たちだから考える~」開催レポート

2021年3月20日(土)に、WAVOC気仙沼10年企画実行委員会主催で
「気仙沼10年の軌跡~今、私たちだから考える~」を開催しました。

WAVOC主催で実施されている「東日本大震災復興支援10年企画」の一環として、震災直後から早稲田大学が
復興支援を行ってきた宮城県気仙沼市に焦点を当てた企画です。気仙沼市での10年間の活動を振り返り、
これからの気仙沼について考えることを目的として実施しました。

<出演者>
◆早稲田大学気仙沼チーム(学生ボランティア団体)
◆高橋正樹さん(株式会社気仙沼商会代表取締役社長)(ゲスト)
◆伊藤夕妃さん(早稲田大学社会科学部1年)(ゲスト)
◆嘉戸泰周さん(2014年度卒、気仙沼チーム創立メンバー)(モデレーター)

<概要>
当日は、教職員、早大生、卒業生を中心に計57名の方にご参加いただきました。
イベントでは、震災直後から継続的に復興支援活動を行ってきた「早稲田大学気仙沼チーム」の10年間の活動紹介を行った後、気仙沼と深く関わりのあるお二人のゲスト、高橋さんと伊藤さんのトークセッションでした。そこでは、震災後10年間の変遷、今後の気仙沼での活動などの4テーマに大別し、1時間ほど率直にお話しいただきました。当時の状況が胸に迫るエピソードや、これからの気仙沼の希望あふれるビジョンなどを聞くことができました。気仙沼で活動を行ってきた方々にとって、震災直後から現在に至るまでの10年を時系列で振り返ることのできる、有意義な2時間となりました。

参加した方々からは、

「震災のみのボランティアにとどまらず、キャリア育成の観点から現地に学生が出向くことは重要なこと
だと感じた。」

「あらためて「微力ではあるが無力ではない」という言葉の重みを感じることができた。」

「様々な問題をいまだ抱えつつも、震災を通じて気仙沼の人々の意識がどのように変わったのか、について
ポジティブな変化も挙げられていたのが印象的でした。」

などの感想をいただきました。

オンラインということもあり、現在東京を離れている卒業生の方々や一般の方々にとって、参加のハードルが低いイベントになったのではないかと思います。

震災から10年が経ちましたが、今後も早稲田大学と気仙沼のご縁を絶やさず繋いでいけるよう、活動にあたっていきたいです。

<さらなる情報>
・気仙沼チーム公式Twitterアカウント
https://twitter.com/wavoc_KT

・高橋正樹さんインタビュー記事(特設サイト「早稲田大学と震災の記録」)
https://www.waseda.jp/inst/shinsai10sp/coexistence_1/

・伊藤夕妃さんによる取材記事(早稲田ウィークリー「地元、移住、第二の故郷。被災地とあなたの未来を増やす、さまざまな関わり」)
https://www.waseda.jp/inst/weekly/features/specialissue-shinsai1/

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