プロジェクト紹介
ボランティア活動先で心に引っ掛かる場面に遭遇して「もやもや」することがあります。
現場の人同士や、当事者とボランティアの間にある、目に見えない課題に気づいて、もっと豊かな対話を生み出す方法はないか。私たちは演劇的手法に着目しました。
もしかしたら声にならない声を持っている人がいるかもしれない。その声を拾い、演劇という形で発信します。様々な立場の人を知ることで、地域に視点や立場の共有のきっかけを与えることを目指す活動です。
人と人のコミュニケーションを、演劇を通して問題発見をしたり、改善点を探していきます。そのため多くの現場で多くの人にヒアリングをし、ミーティングを重ねながら、実際に見たことや聞いたことを一つのシーンにしていきます。
エピソード
「あくと」は早稲田大学の「社会貢献のためのクリエイティブな発想と実践」という講義の発展として立ち上げられました。応用演劇を通してボランティアや地域づくりの現場に関わります。ボランティアや地域づくりの現場は、人間そのものが常に関わり、動いている場です。そこで机上の議論を行っても、対象の生活に根差した深さに届かないのではないか。文字として単にまとめるよりも、効果的な方法はないのか。当事者一人一人の気持ちや当事者同士の関係性を社会の中で俯瞰的に見て、社会構造の問題として考える。私たちは人間の営みをシュミレーションできる演劇の手法に挑戦しています。
他者の視点に立つことの難しさを学び、そこで得た自分たちの「気付き」を演劇という形で発表します。観客を交えた参加型演劇で地域にとってより良いあり方を模索しています。
主なフィールド/ パートナー団体 | 継続①舘ヶ丘団地で住民と一緒に参加型演劇 ②銚子市内のまちづくりに関する参加型演劇新規候補①フリースペース・雲 ②NPO法人 やまぼうし(障碍者就労支援) ※その他、メンバーの関心に従って新分野を増やす予定 |
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時期・内容 / 募集 | 全体ミーティング毎週水曜18:30~20:30。①舘ヶ丘団地で住民と一緒に参加型演劇でact型の対話 ②「社会的課題発見と関係性構築に対する演劇的手法の有効性」レクチャー ③新規活動先も開拓中 / メンバー随時募集 |
参加者 | 20名 |
代表者氏名 | 金山 日菜乃 大妻女子大学 |
自己負担額 | 半期5000円程度、合宿費用各自負担 |
問合せ先 | [email protected] WAVOC担当:石野 由香里(教員) |
プロジェクト参考URL
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