プロジェクト紹介
私達は群馬県の大泉町にあるブラジル人学校、日伯学園にて活動を行っています。日伯学園は出稼ぎで日本に来たブラジル人の子供たちが多く通っている学校で、下は幼稚園から上は高校生まで100人程度の生徒が在籍しています。閉ざされがちな彼らの周囲の環境に対して何かできることはないかという意志の下、この団体が発足しました。日本、また日本人への愛着を持ってもらいたい、また、彼らの将来への手伝いができればという思いで、生徒達と交流しています。現在は早稲田大学、上智大学、慶應義塾大学の学生で構成されています。
エピソード
小さなブラジルとの交流
上智大学外国語学部4年 小野寺理子
小さなブラジルがそこにある、というのが私の初めての訪問の感想でした。群馬県大泉町には、ブラジル人が数多く住んでおり、ブラジルの音楽や食べ物などが存分に楽しめます。そんな町にある「日伯学園」の子どもたちは、ラテン気質の明るさとお茶目さでいつも私たちを温かく迎え入れてくれます。 子どもの多くは小さい時から日本に育っているため、日本とブラジル両国の文化や言語に精通しており、まさしくグローバル人材の卵です。しかし、残念なことに彼らの多くは卒業後、出稼ぎにきた両親と同じような単純労働、あるいはブラジルへの再帰国という道を選びます。
彼らに必要なのはブラジル人コミュニティに留まらない広い視野です。そのためにも、私たちと彼らがスポーツや料理、イベントを通じて交流することは大きな意義があると信じています。
| 主なフィールド／ パートナー団体 | 群馬県大泉町 日伯学園 ／ NGOブラジル人労働者支援センター 「TRABRAS」 |
|---|---|
| 時期・内容 ／ 募集 | 週一回のミーティング、二カ月に一回の学園訪問、ブラジル人学校「日伯学園」における生徒との交流 ／ 随時募集中 |
| 参加者 | 10名程度 |
| 代表者氏名 | 齋藤 和紀 上智大学外国語学部ポルトガル語学科 4年 |
| 自己負担額 | 東部小泉線「東小泉」駅までの往復交通費 |
| 問合せ先 | [email protected]またはhttp://japan-brazil.jimdo.com/ 内お問い合わせフォームより連絡 WAVOC担当：岩井雪乃（教員） |
