プロジェクト紹介
福島原発から3.5キロ圏内にある福島県立双葉高校の生徒に1週間の学習支援を行っています。学習支援だけでなく、活動の中で聞こえた原発事故の当事者である高校生の声を訴えるとともに、差別や偏見の問題、さらに福島と東京の間に潜んで見えづらくなっている問題などを早稲田祭などのイベントを通じて発信しています。「見えないものを見えるように」というプロジェクトの活動理念に沿いながら、活動を通しての気づきを可視化して社会に伝えていきます。
エピソード
寄り添う大切さ
人間科学部2年 村田 智奈美
入念な準備を重ね、高校生たちとの合宿のために、いざ福島へ。震災を経て傷を負った高校生と関わることに、はじめは不安でいっぱいでした。しかしそんな不安もつかの間、高校生たちと一緒に勉強したりスポーツをしたりするうちに、不安は消え、まるで自分も高校生に戻ったような気分になりました。震災の傷はまだ癒えないがそれでも前を向き、今をしっかり生きる高校生。そこには、普通の高校生と何も変わらない姿がありました。彼らを応援するどころか、私たちも元気をもらいました。そんな高校生との貴重な出会いを経験したひと夏でした。合宿が終わった今でも、ふと彼らのことを思い出します。出会った高校生たちに、そして福島に、思いをはせる時間が増えました。目に見える活動も大切だけれども、いつも心のどこかで彼らを想い、寄り添っている、そんな気持ちを大切に、これからも活動していきたいです。
主なフィールド/ パートナー団体 | 福島県いわき市 / 福島県立双葉高校 |
---|---|
時期・内容 / 募集 | 通年。週に1回ミーティングを行います。8月:学習支援合宿 11月早稲田祭企画、その他イベントを企画しています。 / 4月~5月 |
参加者 | 6名(男3名、女3名) |
代表者氏名 | 村田 智奈美 人間科学部 2年 |
自己負担額 | 約5万円 |
問合せ先 | [email protected] WAVOC担当:兵藤 智佳(教員) |
プロジェクト参考URL
- Facebookfanpage https://www.facebook.com/communityaidsproject
- Twitter @2011_cap
- youtube https://www.youtube.com/watch?v=F5B2sq25ii8 (V-1コンテスト)