The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) , Waseda University早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【正課の取組】東日本大震災から15年。震災経験の語りと向き合った学生たちの記録 ~「東日本大震災のフィールドワーク」最終レポート~

【正課の取組】東日本大震災から15年。震災経験の語りと向き合った学生たちの記録 ~「東日本大震災のフィールドワーク」最終レポート~

平山郁夫記念ボランティアセンター 講師 筒井 久美子

「東日本大震災のフィールドワーク」(2025年度GEC設置科目)では、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪れ、地域住民の方にインタビューを実施し、履修生が各自の問題関心にもとづいて問いを設定し、報告書を作成しました。

今年度も報告書が完成しました。報告書は、インタビュー協力者の方の語りをもとに、履修生がお互いにコメントし合い、何度も書き直して完成させたものです。
ぜひ、お読みください。

夏に陸前高田を訪れた際には、ご自身の命を救った建物を、個人の力で震災遺構として保存している方や、震災経験の語り継ぎに取り組まれている方、防災・減災に取り組まれている方にもお話を伺いました。このほかにも、多くの偶然の出会いにも恵まれました。

ご協力いただいたみなさま、出会ってくださったみなさまに、改めて感謝申し上げます。

【「東日本大震災のフィールドワーク」報告書】

※インタビュー協力者の方には掲載許可をいただいています。

◇原 梨桜さん(法学部4年)
「東日本大震災後の「鎮魂」の営みとその意義―普門寺「五百羅漢像」に込められた思いとは―」

陸前高田市で震災前から親しまれている鶴亀鮨。『愛よ~愛よ~』は、鶴亀鮨の店主・阿部さんの震災経験が、阿部さんの語り口のまま記録された冊子で、これまでに第2弾まで作られています。震災から15年を前に、おひとりの震災経験の語りがどのように変化してきたのか、また、その背景にはどのような思いがあるのかについて、原さん自身が阿部さんにインタビューして得られた語りと、『愛よ~愛よ~』第1弾・第2弾とを丁寧に比較することで迫った力作です。

◇小倉 聡太さん(法学部2年)
「地域の復興・振興を見る視点の在り方~地域と個人の関係性をいかに捉えるべきか~」

陸前高田市で飲食店を営む方に話を聞きたいと思っていた小倉さんは、ラーメン店の店主さんにインタビューを行いました。しかし、インタビューは小倉さんの期待どおりには進まず、小倉さんは「なぜ、この方はこのような語り方をするのだろう」という疑問に直面します。その後、店主さんの語りと向き合い、履修生と話し合いを重ねる中で、小倉さんは、自分自身が抱いていた「被災者」イメージに、被災経験のある店主さんが「抵抗」していたのではないかと思い至ります。小倉さんが至った「不明快さの中にある語り手の誠実さを受け止める」という結論に、読者は納得させられます。

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