【開催レポート】 「The Volunteer Program for Ukraine 報告会 in 早稲田大学」
学生スタッフ 伊藤夕妃
WAVOC では、2 月 2 日(木)に「The Volunteer Program for Ukraine 報告会 in早稲田大学」を開催しました。
参加してくださった皆様、誠にありがとうございました。本企画では、日本財団ボランティアセンター主催の「The Volunteer Program forUkraine」に参加した学生 5 名の活動報告とワークショップを実施しました。
実施概要は以下になります。
https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2022/12/26/11313/
学生 5 名からの報告
「The Volunteer Program for Ukraine」に参加した学生 5 名からは、「プログラムに参加した動」「活動してみての感想」「帰国後に行っている活動」等をお話ししました。

プログラムの最初の派遣メンバーとして、次のグループに前例を作ってくれた齋藤さん

プログラム終了後も、留学先から日本でウクライナ写真展を開催する予定の仲原さん

活動中の印象的な出来事を中心に話してくれた池田さん

私は、東日本大震災の被災経験から、ウクライナ避難民支援ボランティアに参加したことをお話ししました。

派遣後、日本からウクライナへ防寒着を届ける活動をした内田さん
参加者の皆さんからは、
「実際にボランティアを体験した方からお話を聞けてとてもよかった。」
「それぞれの方の紡いだ言葉でまっすぐ想いを伝えようと話されてる姿にパワーを貰いました。」
「ボランティアが、駅でのサポート等、本当に小さなことからできることに気づかされました」
という感想をいただきました。
報告した学生5名は、それぞれ短い報告時間であったため、伝えきれない活動中の出来事や思いがあったと思います。
WAVOCでは、報告した学生による「ウクライナボランティアレポート」という企画も進行中です。
こちらもぜひ、ご覧ください。
https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2022/12/19/11147/
「日本からウクライナのために何ができるか」ワークショップ
企画の後半には、参加者の皆さんと一緒に「日本からウクライナのために何ができるか」を考えるワークショップを実施しました。AからDの4つのグループに分かれ、アイデアを付箋に書いていきました。
「物資の寄付」や「ウクライナ関連のイベントに参加する」、「ウクライナ避難民を受け入れる日本の環境を整備する」といったアイデアがありました。グループごとに、支援の視点が異なり、大変面白いワークショップとなりました。
たくさん出たアイデアの中から、実現する支援活動があれば嬉しいです。

支援のアイデアを付箋に書いている様子

グループのアイデアを参加者全体に共有している様子
本企画は、学生の皆さんだけではなく、大学外の方にも参加していただきました。
ウクライナ避難民支援ボランティア活動をした学生にとっても、そして本企画の参加者の皆さんにとっても、本企画は非常に良い機会だったと思います。
ウクライナ近隣国で避難民支援ボランティア活動を実際に行い、現場を見てきた私には、「見た責任」というものがあります。この経験を忘れることなく、ウクライナ侵攻に1日でも早く終止符が打たれるように、支援の輪を広げる活動を続けていきたいです。
また、このように世界で起こっている出来事に関心を持ち続け、今いる環境で私には何ができるのか、今後も常に考えていきます。
改めまして、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。