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【特集】総合知、世界へのまなざし
Mon 10 Nov 25
Mon 10 Nov 25
早稲田大学は現在、“総合知”を養う教育を推進しています。さまざまな知識を結集し、統合していくプロセスは、世界人類に貢献する人材の育成に寄与します。本特集では、専門分野の枠組みを超え、総合知を養う学生たちの姿を紹介します。
〔本記事は早稲田大学広報誌『CAMPUS NOW』No.257 2025年10月号より一部抜粋、再構成しています。〕
CAMPUS NOW No.257 2025/10
◇ SPECIAL INTERVIEW
◇ 特集:総合知、世界へのまなざし
◇ WASEDA Lab 研究者たちの挑戦
◇ W-Sports「止まらない躍進」
◇ News & Trend
◇ Now on Campus
かつて、早稲田大学の創設者・大隈重信は、「一身一家一国の為のみならず、進んで世界に貢献する抱負が無ければならぬ。」という言葉を残しました。2032年に創立150周年を迎える本学は、世界への貢献を持続・発展させるべく、建学の理念である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」 を継承し、「研究」「教育」「貢献」の三軸で事業を推進しています。全ての事業を貫く目標は、「総合知による人類への貢献」。総合知とは、知識を共有し、統合することで、新しい価値を創造する知のネットワークです。社会的インパクトを持つ研究を加速させる「Global Research推進事業」、貢献のビジョンを牽引・実現する「Global Citizenship推進事業」 とともに、教育領域では、総合知で世界人類に貢献する人材の育成を目指す「Global Education推進事業」を、Global Education Center(GEC)推進本部のもとで進めています。

SPECIAL INTERVIEW
「総合知」を養う学生たちの姿
「総合知」を育むGlobal Education推進事業
#6 専門の垣根を越え、総合知を養うために
早稲田大学 副総長
須賀 晃一(早稲田大学名誉教授)
世界人類に貢献する人材の育成を目指す早稲田大学は「Global Education Center(GEC)推進本部」のもと、「総合知」を育む教育を全学で展開・拡充しています。推進本部長を務める須賀晃一副総長が、教育事業の方針を説明します。
WASEDA Lab 研究者たちの挑戦
#7 デジタル社会の根底にある情報の本質を明かしていく
理工学術院 教授 松嶋 敏泰
書籍だけでなく、絵巻や掛幅などの画像資料も多く所蔵されている早稲田大学の図書館。日本の仏教絵画史をテーマに研究されている山本聡美先生に、美術史研究における図書館の活用方法や、 人文科学のもつ可能性について伺いました。
Now on Campus 気になるスポット
Waseda Global Gate
22号館1階にあるWaseda Global Gate(WGG)は、「海外とつながる拠点」として2025年リニューアルオープン。早大生を対象にした留学のワンストップサービス拠点であることに加え、外国人留学生の憩いの場として多くの学生が利用しています。海外に関する本やガイドブック、留学報告書を読んでみたり、留学センタースタッフに留学相談をしてみたり、交流イベントに参加してみたり、海外とつながる場所として訪れてみてはいかがでしょうか。
