スマートエスイー:スマートシステム&サービスおよび
DX推進を担う人材の産学連携育成
Smart Systems and Services innovative professional Education program

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【開催報告・アーカイブ動画】2026年度 DX交流フォーラム(5期生)

2026年7月18日(土)にスマートエスイーコンソーシアム主催 DX交流フォーラムを早稲田大学リサーチイノベーションセンター・コマツ100周年記念ホールにて開催しました。オンライン配信も含め、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

本ページにて、修了生による講演の動画をアーカイブ配信中です。是非ご覧ください。
※同時開催したDXコース募集説明会のアーカイブ配信はこちら

DX交流フォーラム

IoT/AI石川スクールの紹介
  • 鷲崎 弘宜
    早稲田大学理工学術院教授、スマートエスイー事業責任者

  • 紹介動画

IoT/AI石川スクールご紹介 ~産学官連携で推進する地域産業活性化~
本講演では、石川県・小松製作所・早稲田大学の産学官連携による「IoT/AI石川スクール」を通じた地域産業活性化の取り組みが紹介されました。
スマートエスイーを基盤に、経営層向けから最新のAIエージェント実践まで多層的な研修を展開し、延べ1,000名超の受講実績を誇ります。
「ワイガヤ会議」や専門家による伴走支援など研修後のフォローアップも充実しており、地域における持続的なDX推進とイノベーション創出を力強く牽引しています。

  • 紹介資料
    こちら よりご覧ください。
招待講演
  • 小川 昌人 氏
    暁コネクト代表 / ITコーディネータ
  • テーマ
    AI時代の地方中小製造業DXで、本当に効くものとは
    ~現場・経営・ITをつなぐ『翻訳者』に必要なスキルとマインド~

現場・経営・ITをつなぐ「翻訳者」の重要性
本講演では、小川氏より中小製造業のDX推進における、現場・経営・ITの間に立つ「翻訳者」の重要性が語られました。
経営層の「生産性向上」と現場の「現状維持」という言葉や感情のズレを、本音の対話で埋めることこそがシステム定着の鍵となります。
技術の正しさだけでは現場に使われないという反省から、明確なゴールを描き、現場の共感を引き出すプロセスの重要性が強調されました。

DXの本質は「連続するマインド変革」
さらに、業務効率化はDXの入口に過ぎず、「その変革で誰が幸せになるのか」を問い続ける姿勢が不可欠です。DXの本質は一度のシステム導入ではなく、組織の意識を変え続ける「連続するマインド変革」にあると指摘されました。
AIに多くを任せる時代だからこそ、人間としての本質や目的設定が問われるという、力強いメッセージで締めくくられました。

  • 講演資料
    こちら よりご覧ください(掲載期限:2026/8/29)。
修了生による講演 1
  • 岡本 智宏 氏(2022年度 IoT/AIコース・DXコース修了生)
    日清紡マイクロデバイス株式会社
  • テーマ
    排せつデータを起点にした介護DX実践
    -下剤・食事・排せつ用品・夜間ケアの意思決定変革へ-

  • 講演動画


本講演では、修了生の岡本氏より、排せつデータを起点とした介護DXの実践事例が紹介されました。センサー中心のアプローチから「現場の判断と行動を変える」視点へと転換し、データの可視化による多職種連携で、ケアの質向上や職員の負担軽減といった具体的な成果を創出しました。
同時に、PoC成功から事業化へいたる壁といった実体験も共有され、「DXの本質はツール導入ではなく、現場に届けることである」という本質的な問いが投げかけられました。

  • 講演資料
    こちら よりご覧ください。
修了生による講演 2
  • 須田 峻介 氏(2023年度 IoT/AIコース修了生)
    キヤノンイメージングシステムズ株式会社
  • テーマ
    スマートエスイーの学びを組織のAX推進力へ
    -生成AI活用とAI人材育成に広がる実務変革の実践-

  • 講演動画


本講演では、修了生の須田氏より、スマートエスイーでの学びを組織全体のAX推進へと昇華させた実践事例が紹介されました。修了制作を起点に開発したソースコードRAGシステムは、社内WGとの協働を経て、現在10以上のプロジェクトで運用されるソリューションへと発展しています。
さらに、全社横断的なAI人材育成プロジェクトも主導しており、個人の学びを周囲を巻き込んで組織全体の変革力へと波及させていくプロセスが語られました。

  • 講演資料
    こちら よりご覧ください。
パネルディスカッション
  • 登壇者
    小川 昌人 氏(招待講演者)
    岡本 智宏 氏(スマートエスイー修了生)
    須田 峻介 氏(スマートエスイー修了生)
    モデレーター:鷲崎 弘宜(早稲田大学教授・スマートエスイー事業責任者)
  • テーマ
    修了生の実践に学ぶ「組織DX」の加速
    ~個人の成長を企業の利益に変える、実務変革と投資対効果~
  • パネルディスカッション動画

  • 質問1
    投資対効果の可視化と組織課題の解決アプローチ

パネルディスカッションでは、DX推進における投資対効果の証明について意見が交わされました。作業時間の削減などの成果を定量化して経営層へ示す一方で、現場が抱く「見える化」への心理的抵抗への配慮も必要です。経営と現場のKPIを繋ぎ、双方が「現場が助かる」と実感できる価値を創出することが、真の投資対効果を生むと強調されました。

  • 質問2
    「個人の学び」から「組織の力」への波及

個人の学びを組織の力へ変えるには、推進者自らが現場に伴走し、課題感の強い領域から着手する姿勢が求められます。経営トップの承認と、現場へのヒアリングによる草の根の共感者づくりの両輪が組織変革の鍵となります。また、同じデータをもとに多職種で対話し、現場の常識を経営視点で問い直す仕組みの重要性が示されました。

  • 質問3
    DX人材を活かす組織環境と自発的な風土づくり

高度なDX人材を組織成長に繋げるには、推進者への実行権限や予算の付与と、失敗を許容し振り返る責任体制の構築が不可欠です。経営と現場を繋ぐ「翻訳者」の存在は重要ですが、現場の当事者意識が薄れるリスクにも注意が必要です。推進者が孤立しないよう支え合う体制を築き、現場が自発的に動く風土を育むことが成功の要であると示されました。

当日の様子

ネットワーキングセッション

シンポジウム終了後は、同会場にて参加者同士によるネットワーキングセッションを開催しました。登壇者を含め約20名の方々にご参加いただき、講演内容に関する質疑応答などが交わされました。業種の垣根を越えた有意義な情報交換が行われ、参加者同士の交流を深める貴重な場となりました。

入会のご案内

スマートエスイーコンソーシアムでは、今回のDX交流フォーラムをはじめ、スマートエスイーが対象とするIoT、AI、DXといった各分野に関連するセミナーやイベントを開催しています。入会は無料です。これを機に是非ご参加ください。
https://www.waseda.jp/inst/smartse/consortium

DXコース募集説明会

同時開催したDXコース募集説明会のアーカイブ配信は以下のページをご覧ください。
https://www.waseda.jp/inst/smartse/news/8196

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