早稲田大学スーパーグローバル大学創成支援事業・実証政治経済学拠点は、2024年2月1日と2日に、Tokyo-Taipei-Seoul Macroeconomics Network 1st Workshopを開催しました。台湾、韓国、日本からの37人の参加者がこのワークショップに参加し、大学院生10人と学部生5人を含む多様なグループが結集しました。
このワークショップは、大学院生による2つの研究報告を含め、計14のプレゼンテーションを含む包括的なプログラムで構成されました。取り上げられたトピックは、労働市場のマクロ経済への影響、マクロファイナンスの期間構造モデル、R&Dおよび外国株式投資との経済成長の関連性、ビジネスサイクルと不平等、借入と貸し出しの行動、銀行口座データから観察されるギャンブル勝者の行動、為替レートのダイナミクス、資本蓄積と技術適応の関係、および重複世代モデルにおける医療費など、幅広いマクロ経済の問題をカバーしています。
ワークショップでは、報告された多岐にわたるトピックに関連して活発な議論が交わされ、参加者間での意見交換の良い場となりました。それだけではなく、初期段階のプロジェクトに対する建設的なコメントも多数あり、協力的で支援的な学術的交流の場となりました。コーヒーブレイクやランチレセプションでは、リラックスした雰囲気で学生を含めた参加者間で潜在的な共同研究のアイデアが交換されました。
すべての参加者の積極的な貢献のおかげで、とても充実したワークショップとなりました。このワークショップが、学術的な交流のプラットフォームとして、若手研究者と学生のコラボレーションのきっかけとなることが期待されます。