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イベント報告:ワークショップ「日本文学・文化と「夢」――研究を見直す・横断する・共有する――」

2024年2月8日(木)に、ワークショップ「日本文学・文化と「夢」――研究を見直す・横断する・共有する――」が対面方式で開催されました。

今回のワークショップでは、修士課程を中心とした大学院生、及び大学院進学を検討する学部3・4年生の方々の交流と知識の共有を目的としておりましたが、学部1年生からすでに修士論文を提出された方まで、幅広い学年の方にご参加いただきました。

なお、コーディネーターは総合人文科学研究センター客員次席研究員の荒川聡美と小泉咲が担当しました。

参加者には、モデルケースとして、「「夢」をテーマとした発表を行うことになった場合」を想定していただき、まず、取り扱う作品・テーマ設定・調べ方等の研究手法などをワークシートに記載してもらいました。各自の専門や関心にもとづいて、熱心にワークシートに取り組んでいる様子が見受けられました。

その後、ワークシートの記載をもとに、4名ずつのグループを組んで、「夢」の印象や各自の研究課題についてディスカッションを行っていただきました。参加者の専門が日本の古典文学から近現代文学まで幅広かったこともあり、様々な意見が出されました。特に、登場人物の「夢」の捉え方や、精神分析と作品読解の関わり、古代から現代文学への「夢」の印象の変化などが話題にのぼりました。作品の映画化に関心のある参加者の発言をきっかけとして、「夢」をテーマにした文学作品の映像による表現方法についても意見が交わされました。また、より研究を具体的に進めていく方法として、「夢」という研究対象をどう定義づけるか、収集したデータをどのようにまとめ分析するかという点についても、活発な議論がなされました。

ディスカッション後半はメンバーを入れ替え、前半のディスカッションの概要の説明を通じて、内容を共有していただきました。前半の内容をもとに、参加者には、さらに新たな視点から議論を深めていただけたようでした。

参加者の感想として「時代を横断して知識をインプット・アウトプットする良い機会となった」、「学べることが多くあり、楽しかった」という声をいただきました。また、学部生から大学院生まで参加する場となったことで、先輩の意見を聞く機会が得られたという感想も聞かれました。

今回のワークショップは終始なごやかな雰囲気で行われ、所属する研究室の枠を超えた知識の共有の機会を作ることができました。

本ワークショップは、スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点の主催によって開催されました。

イベント概要
  • 日時: 2024年2月8日 15:00-16:30 (JST)
  • 会場: 戸山キャンパス33号館16階 第10会議室
  • 参加:学生、教員、研究者
  • 言語: 日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点
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