早稲田大学健康スポーツ科学拠点の川上泰雄教授は、2023年8月25日~8月28日、タイのカセサート大学スポーツ科学部を訪問し、スタッフや学生とともに研究セミナー「骨格筋メカニクス研究の未来」を開催しました。
セミナーでは、人間の骨格筋の可視化や筋機能の生体計測に関する川上教授のグループの知見の紹介が行われ、骨格筋の形状の収縮時計測、複数筋間の連結や相互作用、神経系によるコントロール方略を含めた個人差やスポーツパフォーマンス・障害と関連などの点から今後の展望について議論が交わされました。

セミナー風景(一番左・川上教授)
カセサート大のSiriporn Sasimnotonkul教授、Wuttigrai Noipant講師、大学院生や学部生が集い、活発な討論が行われました。

セミナー後の集合写真(前列右から3番目・川上教授、前列左から3番目・Siriporn Sasimnotonkul教授)
今回の訪問では、新築の学部ビルの充実した施設も見学することができ、セミナーでの熱心な学生との質疑応答も大変有意義でした。川上教授は、今後カセサート大学との共同研究を本格化させる予定です。