SGU実証政治経済学拠点のメンバーである多湖教授がWaseda Researcherに登場しました。
*** 紹介動画はこちらからご覧ください ***
多湖教授は中学生の頃に元国連事務総長であるダグ・ハマーショルドの伝記(注1)「国際連合のかつやく.世界平和の戦士(少年少女20世紀の記録)」に出会い、彼のように世界平和に貢献することを志したと語っています。
注1 ルーズベルト[著] ; 白木茂訳 . レバイン[著] ; 白木茂訳 (少年少女20世紀の記録, 10) あかね書房
現在、オスロ平和研究所のフェローとしても活動し、緊張するアジア太平洋地域の諸問題を解決する糸口となる客観的なデータ基づく平和研究を目指す教授は、動画の中でも語られているように、実験を用いた社会科学によって、平和を生み出す心理をどうやって研究できるかに取り組んでいます。この実験には当拠点で研究教育環境整備のために用意された最新の小型アイトラッカーも活用されています。

小型アイトラッカー

アイトラッカーをPCにセットして被験者の視線を測定
教授はWE-SPICE2021 6回シリーズを開催中で、平和実現のための実証研究の重要性を研究者だけでなく、広く学生にも教授しようとしています。
この機会に、ぜひ皆さんも先生の研究に触れてみてはいかがでしょうか。