2023年9月11日(月)、本学のスポーツ科学学術院は、バース大学(University of Bath) を訪問し、同大学の⼈⽂社会科学部(Faculty of Humanities and Social Sciences)と新規海外協定を締結しました。
バース大学は、イギリスの国立大学であり、街が丸ごと世界遺産に指定されている歴史のある都市、バース市にあります。
同大学はイギリス国内の複数のランキングで上位にランクインされており、スポーツ科学の教育に力を入れている大学として評価されています。また、QS社が実施している世界大学ランキングのスポーツ関連分野2023年の結果では、7位を獲得しています。
バース大学のキャンパス風景(左)とバース大学の図書館(右)
これまで、本拠点の複数の教員が同大学の教員と共同研究や論文の共同執筆など、学術交流を続けてきました。
また、2023年6月、人文社会科学部の中でスポーツ科学に関する教育や研究の主体となっている健康学科(Department for Health)よりRui Biscaia准教授を本学の訪問教員として招聘し、集中講義「Sport Sponsorship Management」を開講し、続けてミニワークショップを実施しました。
今回の協定締結は、こうした個別の活動を組織的な取り組みにし、包括的にスポーツ分野における教育や研究の連携強化を目指す狙いがあります。
9月11日に行われた調印式には、バース大学の教育担当の副学長代理であるJulian Chaudhuri教授、人文社会科学部長のDeborah Wilson教授、及び健康学科のRui Biscaia准教授、Andrew Manley先生(Senior Lecturer)ら関係者が出席しました。
Julian Chaudhuri副学長代理に記念品とスポーツ科学学術院のペナントを贈呈する松松岡宏高教授学術院長(左)と調印式の様子(右)
調印式後の集合写真
後列左から:Rui Biscaia准教授、Andrew Manley先生、正木宏明副学術院長、Deborah Wilson学部長、Jessica Carwardine女史(バース大学国際担当職員)
前列左から:松岡学術院長、Julian Chaudhuri副学長代理
調印式の後、バース大学職員Sarah Turnerさんの案内のもと、教室やスポーツ施設を見学しました。
バース大学のスポーツ施設(学生アスリート用のラウンジ、バスケットコート、柔道場、陸上トラック)見学の様子
本協定により、スポーツ科学の各分野で組織的な学術連携が行われ、教育や研究指導のコラボレーションがさらに活性化されることが期待されます。